【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#226】「CURRY TO TOKYO」

三軒茶屋にはおしゃれな飲食店が数多く連なるエリアがありますが、その中で「マルコ」という居酒屋の系列が若者を中心に人気を集めています。僕も行ったことがあるのですが、おしゃれさと気さくな雰囲気を感じるお店。実はオーナーがアパレル出身と聞いてなるほどと納得しました。そんなマルコ系列のカレーバーが2025年4月12日にオープン。その名も「CURRY TO TOKYO」です。

カウンターのみのシンプルかつシックな内装はやはりおしゃれ。従業員のエプロンやグラスやお皿もオリジナルでポリシーを感じます。ランチはカレーライス、夜はカレーとスパイス系おつまみを楽しめるお店となっているのですが、今回は夜に訪問しました。

まずは「CURRY TOサワー」800円に「グリーンカレーナッツ」550円でスタート。ラムレーズンにバニラの風味の個性的サワーは控えめの甘さでスパイス料理との相性も良いです。

グリーンカレーナッツはナッツにグリーンカレーパウダーをまぶしたものなのですが、これがクセになる味わい。これとお酒だけで無限ループできてしまいそう。

「牛肉と香菜のメキシカンワカモレ」750円は、ドライなビーフとアボカドのペーストをトルティーヤチップスにのせていただきます。こちらも良いおつまみ。
カレーはランチのハーフサイズのご飯付きカレーと、ご飯なしのおつまみスタイルのものがあるということでどちらもお願いしました。

「つまみカレー」900円はオイル感とスパイス感のバランスが良いチキンカレー。カスリメティをふりかけているのがスパイスカレー的ですが、どちらかというとインドカレー的な味わいで良いです。

「お任せ夜カレー」1,000円の内容は日替わりとのことですが、この日はバターチキンカレーでした。こちらはインドのバターチキンとはまた違うベクトルのクリーミーなカレー。ご飯はインド米と日本米のブレンドターメリックライス。スパイスを食べ慣れていない人や辛いものが苦手な人でも安心の優しいテイストでした。
三茶はしご酒の1軒目にサクッと利用するも良し、他で飲んで〆にカレーを軽く食べたくなった時に利用するも良し。もちろんランチにがっつりカレーライスを楽しむも良し。このエリアらしいお店であり、近隣にカレーの人気店が多数ある場所ですが、どことも違う方向性なので今後の展開も楽しみです。
※価格はすべて税込