教えてくれる人

はなとも
日本スイーツ協会認定のスイーツコンシェルジュ。スイーツ専門のライターとしてさまざまなweb媒体で記事を連載中。著書「スイーツ男子はなともの I love パンケーキ」(KADOKAWA)、はなとも監修パンケーキミックス粉、その他、監修商品やコラボメニューなど多数。前職はお花屋さんという異例の経歴を持つ。

築地にあるスイーツ専門店「tsukiji SHOURO」。こちらでは、こだわりの卵で作ったプリンをはじめ、さまざまなスイーツを味わうことができます。数あるスイーツの中で特におすすめしたいのが「玉子焼屋のしゅーくりーむ」。今回は、築地に行ったら食べたい「tsukiji SHOURO」の絶品シュークリームをご紹介します。
老舗の玉子焼専門店がスイーツに挑戦

「tsukiji SHOURO」は、東京メトロ日比谷線・築地駅から徒歩3分、都営大江戸線・築地市場駅からは徒歩5分ほど。晴海通りと新大橋通りが交差する築地四丁目交差点にあります。

同店は、築地で100年以上の歴史を誇る玉子焼きの老舗「つきぢ松露」が手掛けるスイーツ専門店。創業100年を迎えるにあたり新たな挑戦をしたいと思っていたところ、ひょんなことからパティシエと出会い、玉子焼きと同じ原材料の“たまご”を使用したスイーツ専門店をオープンすることになったそうです。


店内は和と洋を融合させたおしゃれながらも落ち着いた雰囲気。右壁にはブランドコンテンツに合わせたさまざまな動物たちが描かれ、その愛らしい表情に大人も子どもも見入ってしまうほど。新ブランドへの愛情とこだわりがうかがえます。

同店のスイーツは、卵のコクがしっかりと感じられる懐かしい味わいが魅力。味の決め手となる卵は「松露」でも長年使ってきた、茨城県産の「都路たまご」を使用。生まれた翌日に届けられる新鮮・安全な卵を使って、パティシエが一つひとつ丁寧に作り上げているそうです。

スイーツだけではなく、玉子焼きも販売しているのがうれしいところ。ハーフのほかに一本サイズもあるので、築地の手土産として購入するのもいいかもしれませんね。
そうはいってもやはりメインはスイーツ。保存料、着色料は不使用で、全商品自社の厨房で作られています。
今回はそんな同店こだわりスイーツの中から、僕が特におすすめしたいとっておきの2品をご紹介します。
