夏真っ盛りのいま、“冷たいクリームパン”がちょっとした盛り上がりを見せています。ひんやりとした生地の中に、まろやかなクリームがたっぷり入った冷たいクリームパンは、じめっと暑い季節でもパクパクと何個でも食べられてしまうほど。小腹をしっかり満たしてくれる、ボリューム感もナイスなおやつなんです。今回は定番から進化系まで、3店のおすすめ商品をご紹介します!

1. 冷たいクリームパンの雄、八天堂の「くりーむパン」

冷たいクリームパンの代表的な存在といえば、「八天堂」の「くりーむパン」。しっとり柔らかなパンと、ずっしりと重量感を感じるほど詰まったクリームに、虜になったという方も多いのでは?

定番商品「くりーむパン カスタード」230円(税込)の中には、カスタードクリームに最高級の純生クリームを混ぜ合わせた、上質なクリームがぎっしり。シンプルでありながら、生地とクリームの絶妙なバランスがクセになると評判のパンです。

夏季限定で登場している「くりーむパン コーヒーゼリー」260円(税込)。パンの中には優しい甘さのコーヒークリームと、ほろ苦いコーヒーゼリーが中にIN。頬張るとコク深いコーヒーの風味が広がります。

 

「くりーむパン」をよりしっとり感のある状態で食べたいという方は、冷蔵庫で5~10℃に冷やしたものを15分程度常温に戻してから食べるのがおすすめだそう。

しっとりとしたくりーむパンとは対称に、しっかりとしたクッキー生地を使用した「檸檬パン」220円(税込)も人気の商品。カスタードクリームの中には、広島県の瀬戸田レモンを使用した爽やかなレモンのマーマレードが酸味をきかせていて味わいにアクセントをつけています。

 

同店の他のパンよりも2倍もの時間をかけて作られているので、販売店舗が限られたレアな存在。出会えたら、即購入が吉です。

 

2. メロンパンに冷たいクリームをIN!「冷やしてメロン」

老舗ベーカリー「ドンク」から登場しているのは、8月31日までの期間限定で発売している「冷やしてメロン」各216円(税込)。メロンパンの中にひんやり冷たいクリームが入った、スイーツパンです。

 

2010年から毎年夏季限定で発売している人気商品で、キンキンに冷やした冷凍の状態で販売しています。中に入ったクリームは、さながらアイスクリームのよう。10分ほど待ってから半解凍すると、コクがありながらも軽やかな口当たりの冷たいクリームが楽しめます。

今年のフレーバーは全部で4種類。王道の「ミルクバニラ」は、バニラビーンズがたっぷり入ったクリームがぎっしり。「チョコ」には、濃厚なチョコレートクリームを使用。甘すぎずほんのりビターな味わいです。

「メロン」は頬張ると、ジューシーで爽やかな香りが鼻腔をくすぐります。今年新発売となった「レモンヨーグルト」は、袋を開けた途端に広がるレモンの香りにあっと驚くはず! レモンとヨーグルトの酸味が、じめっとした夏の暑さも吹き飛ばしてくれそうです。

販売ブランド:ドンク、ドンクエディテ、ジャルダン・ド・フランス、ジョアン、マリー・カトリーヌ、ドミニック・ジュランの全国計128店舗(一部店舗では販売期間、取扱商品が異なります)

 

3. はちみつの老舗が手がけるクリームパン専門店の「kin・iro」&「kuro・iro」

無添加のはちみつの製造・卸・販売を行う金市商店が手がける「クリームパン専門店 キンイロ」が今年4月、京都にオープン。はちみつたっぷりの2種類の冷たいクリームパンを販売しています。

クリーム全体の約15%にはちみつを使用した贅沢クリームパン「kin・iro」250円(税別)には、カナダ産のブルーベリーはちみつを混ぜ合わせたカスタードクリームを使用しています。きめ細かい口当たりのパンは、甘みを抑えてあるので、はちみつカスタードクリームの味わいをしっかりと感じられます。

1日50個限定のプレミアムなクリームパン「kuro・iro」500円(税別)には、グァテマラ産のコーヒーはちみつを混ぜ合わせたクリームと、大分産の蘭王卵を使った濃厚なクリームを2層に分けて注入。パン生地が黒い秘密は、ブラックココアパウダーを使って焼き上げているから。コーヒーの香り、そして苦味とコクが特徴のクリームパンです。

ともに食用金箔をパンに貼りつけているので、豪華な雰囲気は手土産にもぴったり! 夏の褒められギフトとして使ってみたい逸品です。