〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
麦円(東京・東向島)
2024年10月、東向島駅から徒歩2分ほどの場所に、テイクアウトのみの小ぢんまりとしたベーグル屋さん「麦円」がオープンしました。手掛けるのはまちづくりを掲げる株式会社light source。今年9月に田原町から東向島に移転した人気カフェ「from afar」の系列店で、「from afar」の店舗を決める際に一緒に借りた隣の物件がコンパクトだったので、ベーグル専門店を始めることにしたそうです。
麦円のドアは、2017年に蔵前で「菓子屋シノノメ」をスタートした時に使っていたもの。レトロな雰囲気がレンガ造りの外観にハマっています。かわいらしい店内には、卵やバターを使用しないベーグルが並びます。営業は木~日曜で11時にオープンし、なくなり次第閉店となるので、色々な種類を購入したい方は早い時間の訪問がおすすめです。
同店では一晩熟成させた生地や朝一番でこねるフレッシュな生地を使い、一日に12~15種類のベーグルを用意しています。柔らかく食べやすいものや、もっちり食感が楽しめるもの、噛み応えのしっかりしたものなど、さまざま。フレーバーは、定番の「プレーン」240円をはじめ、バターがじんわり染み込んだ「塩バター」350円、マルドンソルトが散らされた「あおさチーズ」350円などは朝食やランチにもぴったり。また、プチプチとした甘いイチジクがおいしい「イチジクくるみ」380円、ほろ苦い生地にクリーミーなクリームチーズが相性抜群の「ティラミス」380円など、おやつ向きのベーグルも人気です。
他にも外側はサクサク、中はホロホロの「バタースコーン」320円も販売していて、粉と発酵バターの香りを感じる素朴な味が人気を呼んでいます。
ベーグルは購入当日や翌日に食べられない場合、冷凍保存も可能。レジ横においしく味わうための「HOW TO REBAKE」の紙があるので、持ち帰って参考にしてください。オープン早々話題になっているベーグル専門店、リピーターも多い人気の味わいを体験しに足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『東向島に移転したカフェ、from afarに隣接したベーグル店。いつも人気で行列しているのですが、雨の日の11:30頃伺うと待ち時間なしで買えました♩
購入したのは塩バター、かぼちゃと黒ゴマ(名称あいまいです)。
塩バターがおいしすぎてびっくり!中は空洞になっていてバターがじゅんわり溢れてきます』(ayumax666さん)
『⚫︎プレーン 240円
国産小麦を使用し、ふっくらとソフトなベーグルに仕上げました。おうちサンドイッチのアレンジにもおすすめ。
→軽く温めて食べると、薄いクラストがさっくり。食感的にはしっとりめ。クラムはふかふかしているので、ベーグルらしいヒキは弱め。ややパンより。
生地にはほんのりした甘みがついているのでシンプルにそのままでも、説明通り柔らかいのでサンドイッチにも向いています。
⚫︎さつまいも 380円
紫のマーブル模様
さつまいもの甘みとホクホクで、どこか懐かしさを感じるおやつベーグル。
→練り込まれているのは餡子ではなくさつまいものみ!そのさつまいもがホックホクで甘くて、次々現れるからそれだけでもう満足。生地からもほんのりさつまいも味。ふっかりとした生地の中、秋の美味しさ満載です。
⚫︎バタースコーン 320円
カリッとサクッと、
発酵バターと粉の風味が口の中で広がる麦円の定番スコーン。
→外側カリサクッ!内側ほろしっとり。これは菓子屋シノノメさんのスコーンを思い出します。ぎゅっとバターと粉の旨みが詰まっている感じのスコーン。好きです。
ベーグルらしいベーグルというよりもどんな年代の方でも食べやすく作っているという印象でした』(くちるさん)
※価格は税込。