〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
L’atelier de oto(東京・銀座)
2024年10月29日、GINZA SIX 6階にオープンした「L’atelier de oto(ラトリエ ド オト)」は、新進気鋭のシェフによる繊細で美しい料理が自慢のビストロです。
店名のL’atelierは「工房」、otoは「音」。会話やBGMなど店内の「音」、キッチンで調理をする「音」、料理の食感の「音」など、さまざまな「音」が調和し、心地よく響き渡るような空間のイメージから名付けられたのだそう。
シェフの名は、村田美月さん。三重県伊勢市のパティスリーを営む実家で、幼少期から食に興味を持ちはじめます。 絵を描くことや細やかな工作が好きで、高校時代は家業を手伝いながら、建築科で色彩やデザインを専攻。 また、同時期に興味を持った音楽では自主レーベルを立ち上げ、全国ツアーやワールドツアーを経験します。国内外の多様な食文化に触れる中で、特に感銘を受けたフランスの地方料理をきっかけに、フランス料理界へ。都内有数のフレンチレストランで修業を重ねた後、「Artisan de la Truffe Paris」にてスーシェフを務めながら、35歳以下の日本最大級料理人コンペティション「RED U-35」にて、2023年シルバーエッグを受賞します。
上の写真は、「RED U-35」で受賞した料理“未来のお子さまランチ”を再現した「オトナのエビフライ」(2,750円)。伊勢ほうじ茶を練りこんだパン粉で揚げた三重県産クルマエビのフライを、ブイヤベースのソースでいただく一品です。故郷・伊勢志摩の海に思いを馳せて考案されたのだそう。
ガストロノミーをテーマに、村田さんの感性が発揮された見目麗しい料理の数々。目でも舌でも楽しめる華やかなメニューが並びます。
ランチのコース(3,000円〜)は、パスタランチやメイン付きランチなど4種類。中でもランチメニューに付いているサラダビュッフェは、色とりどりの新鮮野菜と自家製ドレッシングで好評を博しています。
ディナーは、コース(9,900円〜)とアラカルトから選択を。シーンに合わせて使い分けできるのもうれしいですね。
お店の運営元は、老舗ワインインポーターの株式会社ワイン・ラ・ターブル。ワインの品揃えはGINZA SIX内屈指の250種を誇ります。フランスを中心にイタリアやスペイン、アメリカ、日本の産地から、王道やトレンド、ナチュラルワインなど幅広い銘柄を取り揃えています。
洗練されたリラックスをテーマに、アースカラーやブルー、グリーンでまとめられた店内には、テーブル84席とカウンター18席、半個室1室があります。
景色もよくて雰囲気も素敵なレストラン。大切な方との会食や記念日、デート、女子会にもぴったりの新店です。
食べログレビュアーのコメント
『今回はディナーコースを頂きました。
前菜からデザートまでどれも美味しかったですが
個人的に「フォアグラ×旬のフルーツ」と「フォレノワール」がお気に入り
「フォアグラ×旬のフルーツ」は
リッチなフォアグラに柿の優しい甘さがマッチして
めちゃめちゃ美味しかったです
フォアグラにのってるチュイール(?)も
柿の風味がしっかり感じられて最高
デザートの「フォレノワール」は
酸味のあるカカオパルプのジェラートに
生クリーム、チョコクッキー、甘酸っぱいベリーソース、
チェリーコンポートなどの組み合わせ
しっかりカカオ感がありながらも
さっぱりしていてとっても美味しかったです
雰囲気もお料理も素敵で満足度高かったです!』(miel_0さん)
『サラダビュッフェはアンチョビキャベツ、タマネギのロースト、カボチャのロースト、キャロットラペ、キヌアのタブレ、3種の大根スライス、グリーンサラダの7種に大根のドレッシング、豆腐のドレッシングがありました。国産の産地のしっかりしている野菜を生かしたサラダは◎。野菜そのものを最大限生かした味をいただけます。
パスタは鴨ラグーがたくさん入っていてフランス栗がいい味を出しています。
松阪豚のローストは「南の風マスターネ」を使ったソースでシェフの地元の松阪豚を使い力の入れようがうかがえます。
フルーツトマト×ブッラータ、オトナのエビフライ等いただきたいので近いうちディナーに訪問してみたいです』(あまKINGさん)
※価格は税込。