既に年内予約いっぱいとの噂! 名店出身店主が手掛ける新店とは?

小さな看板とあんどんが灯るしっとりとした佇まい

大安に一粒万倍日、大明日、母倉日といった、何かを始めるのにこの上ない吉日が重なった11月2日オープン。和食などで腕を磨いた調理歴20年のベテラン料理人、相内洋人さんが手がけるのは焼き鳥と鍋を組み合わせたコースの店。名店出身とあって以前からのお馴染みさんが多く、ちらほらと来年の予約まで入っているというからびっくり。オープンしたばかりだが早くも人気店の仲間入りの予感だ。

8席のカウンターのみだが、椅子の間隔が広く居心地がいい

店があるのは、六本木通りから不動坂を上り切ったエリアで、賑やかな六本木の中心街とは打って変わって静かな界隈だ。外観は控えめで隠れ家のようだが、一歩中に入るとフロアもキッチンも広く造られ贅沢な雰囲気を醸し出している。木を基調にした落ち着いた設えは和食店らしい凛とした空間だ。

店主の相内さんがオープンに合わせて選んだおめでたい絵がかけられている

満を持して独立! 食通からの支持も厚い店主が店にかける思いとは?

きびきびした店主の相内洋人さん

店主の相内さんは和食や居酒屋、焼き鳥などさまざまなジャンルの経験があるというだけに引き出しが広い。その強みを生かし、コースは和食から中華の点心、焼き鳥に鍋までバラエティ豊かな構成で楽しませてくれる。ことに名物の鍋はアイディアにあふれる個性的なメニューを揃え、一年を通してさまざまな鍋を紹介していきたいと意気込む。

皮から手作りの点心など意外性のあるメニューも登場する