ピザやパンだけじゃない!石窯グルメの美味しさ知ってる?

サクサク、カリカリ、ふっくら、こんがり……。食感は、美味しい料理とは切っても切れないもの。昨今は、その食感に焦点をあてた料理に注目が集まっていますが、食感を豊かにする調理法として実は石窯が合理的なんです。

 

石窯の特長には、高温調理にあります。外側を高温で焼き上げつつ、遠赤外線で内部の温度をじっくりと上げるので、外側はカリッと、内側は水分を逃さずふっくら、しっとりと焼くことが可能に。この熱の入り方により、フライパンではできない美味しさが生まれるのです。

 

その代表的な料理のピザやパンは、外はカリカリ、中はふっくらとした食感が魅力的です。しかし、石窯グルメはそれだけではありません。そこで今回は、石窯グルメを提供する、一味違ったお店を3軒をご紹介します。

1. サクッふわっ!石窯で生地の焼き上がりが変わる

石釜 ベイクブレッド 茶房 タムタム(神保町)

出典:kruleさん

 

神保町の人気カフェ「石釜 ベイクブレッド 茶房 タムタム」。こちらで食べられる石窯グルメはホットケーキとフレンチトースト。石窯スイーツとはなんとも珍しいですが、見ればその人気ぶりもうなずけます。

 

タマゴがふわっと香る「石窯焼きホットケーキ」600円(税別)は、外がサクサクと香ばしく、中はふわふわとした生地で、ボリュームも満点。メープルシロップや軽やかな生クリームとともに、サクふわなホットケーキを思う存分頬張って。

出典:kruleさん

 

もう一つの名物「石窯焼き フレンチトースト」600円(税別)は、外側はカリッと、中はとろりとした食感で、スプーンですくって食べるスタイル。口に入れるとたっぷりのアパレイユ(卵液)が広がります。フレンチトーストは早い時間に売り切れてしまうことが多いので、狙いを定めて行くべし!

 

2. 遠赤外線でふっくら仕上げ!

うとと(愛知)

手作りの窯焼き煮込みハンバーグが看板メニューの「うとと」。オーダーを受けてから作る「ゴロゴロ野菜の窯焼きハンバーグ」880円~(税別)は、粗挽きのハンバーグと大きくカットされた野菜をソースで煮込み、チーズをかけてじっくりと窯で焼いた一品です。

写真:お店から

 

窯焼きにより、ふっくらと焼き上がったハンバーグと、甘さが増した野菜、そしてこんがりと焼けたチーズがたまらない味わいです。スキレットでアツアツのまま運ばれてくるので、最後まで美味しさを逃さず食べることができます。

 

ソースはトマトソース、デミグラスソース、ビーフラグーソースなど全6種類。トッピングはとろけるフォアグラやジャンボフランク、月見&ホエー豚厚切りベーコンなどが用意されているので、行くたびに異なる味わい方で楽しんで。

 

3. ワンコインで本格石窯グルメが食べられる!

東洋大学 学生食堂「窯焼きKITCHEN」(白山)

本格的な石窯で焼くピザやドリアなどの多国籍料理が楽しめる「窯焼きKITCHEN」。こちらのお店があるのは、東洋大学 学生食堂の中! フードコートのような学食内には、和食、洋食、カレーなどクオリティの高い店が並び、その中の一店として窯焼きKITCHENが店を構えています。

 

ふっくらしたライスの上にてりやきチキンとカリカリのチーズがのった「てりたまチキンチーズドリア(スープ・サラダ・デザート付)」500円(税込)などワンコインランチが並び、コスパの良さは抜群。窯焼き料理を気軽に食べることができる嬉しい存在です。メニューの種類も豊富なので、窯焼きグルメの食べ比べをしてみてはいかが?