〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション(東京・表参道)
2024年3月30日、「エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション」が表参道にオープンしました。
フレンチの巨匠、ジョエル・ロブションの子息、ルイ・ロブションが手掛ける、世界初のショコラトリー。これまでイベントで出店した百貨店の催事では、商品が完売する人気ぶり。待望の常設店の誕生です。
フランスと日本の両方にルーツを持つルイ氏。現在は、ジョエル・ロブション・グループの共同代表に就任し、世界中のロブションブランドの発展のために活躍しています。「エクラ ドゥ ショコラ ルイ・ロブション」はルイ氏自身のブランドで、芦屋にあるスイーツ店「パティスリー ラ・ガール バイ ルイ ロブション」に続いてプロデュースしたショップになります。
店舗はガラス張りになったシンプルでモダンな佇まいが印象的です。中に入ると、入り口近くにアートのようなショコラが並べられたショーケースがあり、奥に併設されているギャラリーではイートインを楽しむことができます。
「ショコラは固定観念にとらわれない『自由』な表現が可能で、『宇宙』のように無数の可能性を秘めている」と語るルイ氏。同店では新しい時代の息吹を感じさせてくれるショコラを体験できます。
ショコラはすべてセットで販売され、19種類からセレクトした計7種類のセットが用意されています。おすすめは「Éclat de Chocolat “La Gastronomie”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ラ・ガストロノミー”)」。フレンチのフルコースをイメージしたもので、ジョエル・ロブションの代表的な料理などからインスパイアを受けたショコラがいます。
「アミューズ・ブーシュ」という名のショコラには白トリュフとコンテチーズを使い、イベリコ豚の生ハムをプラリネ仕立てにした「前菜」、ジョエル・ロブションのスペシャリテを表現したフォアグラの「メイン」、クレームブリュレの「デセール」と順番に食べ進めると、まるでコース料理を食べているかのような美食体験ができる仕掛けになっています。
表参道店限定の「Éclat de Chocolat “Le Spécial”(エクラ・ドゥ・ショコラ “ル・スペシャル”)」。悠久の梅雫、伊豆本わさび、一保堂 いり番茶など、ルイ氏が日本各地の産地を訪れ、選んだ和素材が使われています。
どのショコラにもロブション氏と共に世界各地の食材や名品を味わい、培ってきたルイ氏のセンスが生かされたものばかり。例えば、本わさびならば、辛みを直接利かせるのではなく、わさびが持つシャキシャキとした食感、甘みの後にほんのりと辛みが立ち上がるというように奥深い味わいに仕上げています。
父、ロブション氏も果たせなかった夢だというショコラトリーの創立。斬新な素材を使いながら「奇をてらうことなく、確かな技術と歴史に裏打ちされた完成度の高いショコラを届けたい」と語るルイ氏。今までにない、新しいショコラの体験に、心ときめく一軒になりそうです。
食べログレビュアーのコメント
『スタンダードなボンボンショコラ3つ入りとオランジェットをいただきました。
ピスタチオ、キャラメル、プラリネの3種類。
室温だと強めにつまんだらニュウン!ってなってしまいそうなくらいやわらかなチョコレート。
チョコの口どけめちゃいいのと中身の素材がしっかり感じられて美味しいです。
あとオランジェットの食感が乾燥してるのにジューシーさがあって初めての食感でした。これも美味しい。
ボンボンショコラ他の味も気になるし焼き菓子出たらまた食べてみたいです』(お肉モンスターさん)
『持ち帰りいただいたショコラ。
ピスターシュは最高峰のピスタチオを使われているだけあって、濃厚で香りが芳醇。
ねっとりとしたピスタチオにを甘すぎないショコラで包んだ贅沢感もあるショコラ。
伊勢丹のサロンドショコラで大人気だったというのも頷けます』(どくだみちゃんさん)
※価格はすべて税込。