開運!氣になるレストラン

元銀座のホステス&開運アドバイザーの藤島佑雪が、かつての同伴その他の経験から選んだ、運氣を上げるレストランやカフェ、食堂など食のパワースポットを紹介します!

No.42 注目イタリアンの名物で「受け入れて、消化する」気をゲット!

タロット占いをするなかで、恋愛・仕事を問わず、ご相談者さまへのアドバイスとして出やすいカードがあるんですが、これがね、占っているわたくし自身にも毎回、グッと心に響く内容を秘めているんですよね。

 

それは「受け入れる」という意味をもつ「Ⅲ女帝」のカード。実際「受け入れる」という考え方や行為というのは、人生のあらゆる面で自分を守り、成長させてくれるものです。

 

たとえば、いやな上司で悩んでいるときには「いやいや指示を受け入れるのではなく、喜んで!という風に対応してみる」。逆に困った部下には「厳しく叱るのではなく、母のようなやさしさで褒めて育ててみる」。恋愛面でも同じ。受け入れてみると、事態は意外と好転していきますよということを、カードが伝えてくることが多いのです。実際、受け入れ力を身につけると、仕事がデキるようになり、恋愛面でもモテるように。受け入れるって、人生を上手に進めてくれる最高の力なんです。

 

今回ご紹介するのは、そんな“受け入れの気”をおいしくいただける、とっておきのイタリアン「ボッテガ」さん。

出典:とてちんしゃんさん

 

お店は広尾の商店街の脇道にちょっと入ったビルの地下。階段を降りてたどり着く空間は温かさに満ちていますが、それは床やカウンターに木を使っているという以上に、壁の写真や棚に飾られた小説から建築まで幅広いジャンルの本、椅子やお皿のひとつひとつにシェフの愛着が感じられるから。アンバーでほの暗い照明の効果もあって、店全体に訪れるひとを受け入れる、まるでお母さんの子宮のような気が流れています。これが非常に心地よいんですね。

 

お料理はイタリアの郷土料理がもつ懐かしさと土くささに、都会の洗練がほどよくミックスされていて、何から何まで美味! そのなかで圧倒的に“受け入れの気”を放つ「トリッパ、ギアラ、小腸の煮込み」2,400円はぜひとも召し上がっていただきたい一品。

出典:味甘(みかん)さん

 

主素材は牛の内臓で、トリッパは牛の第2胃、ギアラは第4胃、プラス小腸ですから、すべて受け入れて、消化する器官になるわけです。また中国の伝統的医学、中医学では小腸は「清濁を分別する器官」でもあります。

大きめカットのモツたちはじっくり煮込まれてフカフカとやわらかく、くったりした野菜の甘み、チーズのコクが見事に溶け合う絶品! モツを下処理する際、通常は捨ててしまう煮汁を旨みと捉えて使っているという調理法からして、受け入れパワーは抜群。ワインと一緒に味わって“受け入れつつも、悪いことは分別して外に出す気”を養いましょう。