ただ食べるだけではなく、自分でつくる体験型のお店が広がりを見せている。美味しさだけでなく、つくられる過程ごと味わえば、食欲と知識欲が同時に満たされ、満足感も桁違い! そこで今回は、4月から始まった2つの注目ワークショップをご紹介しよう。

1杯分からOK!あの梅酒ブランド発の体験型専門店

梅シロップや梅酒の手づくり体験ができる梅体験専門店「蝶矢」が4月1日、京都府京都市にオープンした。蝶矢の響きでお気づきの人も多いだろうが、それもそのはず、梅酒メーカーのチョーヤ梅酒株式会社が“日本で生まれた梅文化を次世代につなぐため”に展開した店舗なのだ。

整然と並べられた梅シロップのディスプレイなど、まるでラボを思わせる同店では、カジュアルに梅を楽しめるテイクアウトドリンクを提供。大粒の完熟南高梅がまるごと入った梅シロップの緑茶割りやソーダ割りなどが味わえる。

「蝶矢 梅キット」S(1杯分)1,000円~、M(3杯分)2,000円~、L(6杯分)3,000円~(価格は全て税別)

 

また手づくり体験用の「蝶矢 梅キット」も販売しているので、梅5種、砂糖5種、お酒4種の中から好きな素材を選び、梅シロップや梅酒を1杯分からつくることができる。その組み合わせはなんと100通り!

 

梅コンシェルジュにサポートしてもらいつつ、いろいろな味を試飲しながら組み合わせていくので、初めての人でも気軽に自分だけの1杯に出合える。こちらのキットは持ち帰りもできるので、好みの味わいを追求してみてはいかが?

 

発酵の街で学ぶ、糀の使い方

糀の甘酒専門店「古町糀製造所」では、4月から発酵を楽しむワークショップを開講する。会場となる蔵座敷店は、新潟の発酵の街「沼垂(ぬったり)」に明治時代から残る蔵をリノベーションした空間。

 

これまで糀の甘酒やスイーツを提供してきたが、商品だけでは伝えきれない糀の魅力や発酵食品の楽しみ方を広めるために、ワークショップを始めることに。

近年、その注目度の高さから調味料としての用途が広がり続けている糀。ワークショップでは桜餅づくりや、バラの花柄の飾り巻き寿司づくり、レアチーズケーキづくりといった、さまざまな料理で糀の使い方を学ぶことができる。早くも満員のクラスがでているので、気になるクラスを見つけたら申し込みはお早めに!

 

参加費: 3,240円(税込) ※季節の糀の甘酒瓶詰のお土産付き。つくった品物は持ち帰り可能。
定員:各回6名
詳細・申し込み:https://goo.gl/forms/69Zp3xoprC989mId2