「ANDY 那古野店」
こちらは間借りカレーからスタートし、名古屋PARCO出店を経て栄で既に人気店となっているスパイスカレーのお店なのですが、国際センター駅近くでも2023年12月から新たなお店をスタートさせました。
名古屋駅からも10分少々でたどり着く立地。ランチタイムは早くも満席の人気でした。
「2種あいがけ」1,500円に「スパイス砂肝」200円をトッピングしてオーダー。2種のカレーは生食用のフレッシュな海老を使用した海老とあさりのココナッツカレーと、ブルーベリーのライタをかけた牛すじカレーを選択。
ココナッツカレーは魚介のうまみがグレイビーにしみ渡り、フルーツの酸味が程よく調和するのが楽しいです。
牛すじカレーは牛肉のうまみとブルーベリーの甘やかでほのかな酸味がやはりグレイビーと調和。どちらもフルーツの使い方が見事です。
そしてトッピングしたスパイス砂肝は予想よりかなり大ぶり。それでいて実に軟らかく、低温調理のコンフィ的な食感が気に入りました。こちらのトッピングは肉好きならマストです。副菜も色とりどりで見目鮮やかでヘルシー。女性の一人客も多かったのですが、それも納得の一皿でした。
シェフは特にカレー専門店での修業経験はなく、ネット上で探したレシピを元に独学でカレーを作り始めたそうですが、それでこの味を出せるのはセンスが良いということ。カレー界にはときおりこのような方が出てくるので目が離せません。
「修業経験のない素人ですが自由にカレーを作っていきたいです」と語ってくれたように、独学ならではの型にとらわれない自由な発想で今後も新しいカレーを生み出してくれそうなお店です。
※価格はすべて税込