〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
BONTEMPS アメリカ村本店(大阪・心斎橋)
2023年12月3日、大阪・心斎橋のアメリカ村に韓国で話題のドーナツカフェ「BONTEMPS アメリカ村本店」がオープンしました。
日本初上陸となる同店は、今年の紅白歌合戦に初出場することで話題沸騰中のK-POPアイドルグループ「Stray Kids(ストレイキッズ)」のイベントで配られたスイーツとして、一部のファンの間ではすでに有名なドーナツショップ。Stray Kidsの聖地巡礼で、韓国・蚕室の本店に行ったことがある人もいるのではないでしょうか。
そんな話題のカフェが日本初上陸となる場所に選んだのは、大阪アメリカ村の三角公園のそば。食文化が豊かな大阪、その中でもアメリカ村は昔からさまざまなカルチャーの発信地として有名です。世界のブランドが数々の挑戦をしてきたこの地は、韓国ブランドBONTEMPSの日本におけるスタートの地として最適な場所と思い、出店を決めたそうです。
創業者は8年ほどドーナツ職人として働き、2021年6月に1号店をソウルにオープン。現在では韓国内で5店舗を展開する有名カフェチェーンに拡大し、地元で親しまれています。さらには創業から3年足らずで日本に進出! 昨今のドーナツブームを牽引する新星として、日本でもさっそく注目されています。
「BONTEMPS」のドーナツといえば、生地をねじって揚げたツイストドーナツにさまざまなグレーズやトッピングをアレンジした、可愛くて映えるメニューがSNSで話題に。しかし華やかな見た目とは裏腹に、生地に使う砂糖は控えめで「基本に忠実」な製法がこだわり。生地やトッピングの鮮度を徹底し、天然発酵種法を使用するなど味も本格的に仕上げています。
韓国の伝統菓子であるクァベギ本来の魅力を残しながら、味わいも見た目も楽しめるドーナツとして食べる人を魅了しているのです。
ドーナツは季節限定を含めて20種類以上の豊富なラインアップで、目移りしてしまう充実ぶり。どれにしようか迷ったら「塩キャラメルドーナツ」(528円)がおすすめです。ドーナツの上一面に塩キャラメル、さらにブロック状のバターを4個トッピング。一見とても甘そうに見えますが、バターの塩分がキャラメルの甘さと相まって、独特な味わいが病みつきに。バターがゴロッとのった背徳感もおいしさに拍車をかけます。
「ティラミスクリームドーナツ」(528円)も根強いファンが多く、程よい甘みとマスカルポーネがマッチ。濃厚なのに軽く食べられるドーナツに仕上がっています。
そして同店はドリンクメニューが充実しているのも魅力。塩クリーム、ボンタンクリームなど、コーヒー文化が根づく韓国で話題の、日本では珍しい新感覚コーヒーが味わえるのもここならでは。
「ボンタンクリームコーヒー」(650円)は、本格的なエスプレッソの上に甘いクリームがのり、クリームから飲んでいくスタイル。口の中で甘さと苦みが広がる、クセになる味わいをぜひご賞味あれ。
店内にはスケボーや西海岸をイメージした観葉植物が配置され、ナチュラルテイストのチェアやテーブルがクリーンで居心地のいい空間を生み出しています。
さらに注目なのが、韓国のデザイナーとコラボしたドーナツのパッケージ。可愛いボックスにカラフルなドーナツを詰めてお土産にすれば、歓喜の声が上がること間違いなし! 箱だけ購入する客もいるほどの人気で、プレゼントボックスにも喜ばれているのだとか。シーズンごとに違うデザインに切り替わるそうなので、新しいパッケージの登場が待ち遠しくなりますね。
韓国内では有名アーティストやアパレルなどとのコラボや、インフルエンサーや有名人からの支持も厚く、SNSで頻繁に紹介されている同店。日本で味わえるのはアメリカ村本店だけなので、最新の韓流ドーナツをチェックしに訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『先日オープンしたての韓国のドーナツ店です。
2階がイートインスペースになっていて1階で購入、
20種類くらいのドーナツがありますが価格はだいたい400円〜500円程度、ドリンクはコーヒーメニューなど充実です。2階の席を先に確保してくださいと言われます。
ランチメニューとかセットメニューは、なくて単品のみです。パッケージとか可愛いです。
アメリカ村の三角公園からすぐのところにありますよ』(いっこんさんさん)
※価格はすべて税込。