食べログ グルメ著名人」で渋谷区初のCEO(Chief Eat Officer)を務める小宮山雄飛さんに、東京の“料理がおいしい酒場”を教えてもらう連載。第22回は、ワイン好きが集まるレストラン「ダブリュー青山 ザ セラーアンドグリル」のおいしいポイントを教えてもらいます。

【東京メシうま酒場 vol.22】「ダブリュー青山 ザ セラーアンドグリル」

「ダブリュー青山 ザ セラーアンドグリル」は骨董通りから一本曲がった角にある、ワイン好きが集うレストラン。ワイン好きが集まるには理由があります。こちらのお店、小さなワインショップ「The Cellar」とレストラン「The Grill」で構成されていて、ワインショップで売られているワインを自分で選んでレストランで飲むことができるのです。しかも、レストランへの持ち込みは標準の小売価格に抜栓料としてプラスで1本900円かかるのみ! ワインは一般的に、レストランでは小売価格の3倍程度が相場と言われているので、かなり格安でワインを楽しめるのです。

「The Cellar」はその名の通りウォークインできるワインセラー。高級ワインからお手頃な一本まで、値札が付けられているので、安心してお好みのワインを選べます。

2,000〜3,000円台のお手頃なワインでも、1万円超えのワインでも1本の抜栓料は同額の900円。いつもはレストランでは頼めない高めのワインを気軽に試してみるチャンスです。

専門店だけにシャンパンも充実。ボトルで頼むなら絶対にお得です!

そんなお得なワインショップと並んでコスパ最高!と人気を博しているのが、レストランのランチ。南青山の骨董通りにありながら、平日はランチメニューすべて1,000円の上に、こちらのお店らしい圧倒的にお得なサービスが!

ランチはソフトドリンクの飲み放題に加えて、なんと500円で50分赤白ワイン飲み放題! ランチビールならぬ、ランチワインを思う存分楽しめるのです。50分という制限も、ランチにはむしろぴったり。これは頼まない手はありません。

ということで、かけつけ一杯の白! しっかり冷えたすっきりした味で、ごくごくっといけて、昼飲みの罪悪感が若干薄れます(笑) 。

南青山で昼からワインって、もはや天国かここは!?

料理の名物は店名にもなっているグリル。ディナーはもちろんランチタイムでも、焼き物はお店の中央にあるグリルで炭火で焼いてくれます。グリルを取り囲むようにカウンター席があり、ライブ感を味わえます。

「舌平目、フレッシュトマト、いんげん、柚子胡椒ペペロンチーノ」

日替わりのパスタメニュー、この日は「舌平目、フレッシュトマト、いんげん、柚子胡椒ペペロンチーノ」。

フレッシュトマトがふんだんに使われていて、柚子胡椒も利いた新鮮な味わい。これにサラダとドリンクバーが付いて1,000円はコスパ良すぎです。

「ツナと玉子、ポテトのニース風サラダ バゲット付き」

そしてランチメニューの名物の一つが盛り盛りのサラダ。

この日は「ツナと玉子、ポテトのニース風サラダ バゲット付き」。 サラダだけで充分満足できるボリュームがうれしいです。

アンチョビがたっぷりのっていて、塩加減もバツグン。これはワインのツマミにもなるサラダです。(ということで、引き続き白ワインをグビグビッと。なにしろ飲み放題ですから!)。

「清流鶏ムネ肉のグリル〜ジェノヴェーゼソース ライス・サラダ付き」

そして名物のグリル料理。この日は「清流鶏ムネ肉のグリル〜ジェノヴェーゼソース ライス・サラダ付き」。

炭火でしっかり焼かれた鶏肉にたっぷりの自家製ジェノヴェーゼソース。これもまたワインでしょ!ということで、赤ワインと一緒に。

しっとりとしたムネ肉はかなり肉厚! ヘルシーながら満足感たっぷり。ジェネベーゼソースもバジルの香り豊かで美味!

どの料理も塩・油少なめで全体的に自然な味付けなのがうれしいです。そしてすかさず飲み放題の赤ワインをグビッと一口、ああ幸せ! 料理とワインで1,500円! このコスパが実に見事です。

南青山でおいしい料理とワインを気軽に楽しみたい時、昼でも夜でも使い勝手がいい新しいスタイルのお店でした。

※価格はすべて税込

撮影:GENIUS AT WORK

取材:小宮山雄飛

文:小宮山雄飛、食べログマガジン編集部