〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
コーヨーハイツ(東京・学芸大学)
2023年9月1日、学芸大学駅から徒歩約3分のところにオープンした「コーヨーハイツ」は、日本料理の「神楽坂 夢二」が手掛けるおとなの酒場です。お店が入っている弘洋ハイツをカタカナにして店名にしたとのこと。
レトロなマンションの中へ進み、101号室へ。扉を開けると……。
カウンターテーブルを照らすスポット照明と、アンティーク感のあるライトが、ムーディな仄暗さを演出。マンションの一室を大胆にリノベーションした店内は、ヴィンテージマンションの雰囲気を活かすべく、どことなくレトロな風情を残しています。L字形に配されたカウンターは調理台と同じ高さに仕上げられていて、どの席からも臨場感あふれる料理人の手仕事が見ることができます。
料理長を務める今福聡氏は1988年生まれ、福島県二本松市出身。高校卒業後、料理人を志し、瀬戸内を代表する老舗「酔心」で9年ほど修業を積み、2018年より「神楽坂 清水」(※2022年より「神楽坂 夢二」に改名)の二番手を務めた後、2020年9月より料理長に就任。おごりのない精神と確かな技術で、四季の移ろいを五感で感じられる和食を提案しています。
おすすめのメニューは、お造り「3種盛り合わせ」990円、「5種盛り合わせ」1,760円と土鍋ご飯(2人前2,640円~)。お造りは、刺身醤油を使わずに煎り酒や焙煎胡麻など独自のスタイルで提供します。鮮度が自慢の魚介類は、豊洲市場と、市場で手に入らないものは産直で仕入れています。
「青うなぎ土鍋」2人前2,860円は、お造りとともに本店「神楽坂 夢二」でも定評のあるメニューです。
この他、鱗のパリパリ食感が楽しい「甘鯛松笠焼き」2,090円、中をふんわりレアに仕上げた「鷹番アジフライ」770円など、素材を活かした和食ベースの一品料理が並びます。また、締めに土鍋ご飯が付いた「おまかせコース」9〜10品5,500円もあり、会食などの利用にも便利。
お酒も、日本酒(550円〜)やナチュールワイン(880円〜)、創作カクテルまで豊富に取りそろえています。本店のソムリエが監修するラインアップの中には、入手困難な銘柄も多数。気になる人はお店で聞いてみてくださいね。
目にも鮮やかなクラフトジンを使ったカクテルも人気。「バタフライピージン」(写真左・770円)や日本茶アドバイザーが監修する「おとなの抹茶ジントニック」(写真右・770円)など、女性ウケしそうなメニューも。抹茶のドリンクは店内で抹茶を都度挽きたてて提供するというこだわりよう。このほか、果汁と果実がゴロゴロ入った「本日の生搾りサワー」もおすすめです。見た目はもちろん、味わいもよく、ついお酒が進んでしまいそうです。
座席数はカウンター15席。店内奥には、4人掛けのカウンターテーブル席もあります。
近年、若い層を中心にグルメタウン化が進む学芸大学駅周辺エリア。物件探しに数年をかけ、ようやく納得のいく物件が見つかり、オープンにこぎつけた「コーヨーハイツ」。目まぐるしい発展を遂げるエリアに、上質な料理とお酒、心地よい空間で、確固たる存在感を放つ期待の新店です。
食べログレビュアーのコメント
『オープン3日で雰囲気が良くて訪れました。外観はマンションの一室で本当にお店があるのか、という感じ。入るとカウンターのある雰囲気の良いお店。
お酒もご飯も美味しく、店員さんもとてもいい人達でした。
入店間も無くだったので入れたけど、きっとすぐ人気店になってしまうと感じました。
アジフライは衣が薄く(パン粉をミキサーにかけてるらしい)、ソースのわさびタルタルもとてもいい感じでした。
神楽坂の別店舗も行ってみたいと思いました』(ケバブが主食さん)
※価格はすべて税込