行列になる前に注目! 新しいチュクミのスタイルとは?
韓国式チュクミの具は、一般的にはイイダコと野菜が入っている。こちらの「チーチュマラボカ」という呪文のようなメニュー名は、チーズ、チュクミ、ケランマリ(卵焼き)炒めをアレンジしたという。

イイダコは、かむほどに歯を跳ね返すような弾力とうま味がある。マックスの辛さを選ぶと、韓国の激辛唐辛子の主張を強く感じる。しかし、ケチャップやマヨネーズがかかった甘みのある卵焼きとコクのあるモッツァレラチーズを並行して食べると中和される。

辛さに不安のある方は、まずは卵焼きやチーズから食べてみてほしい。そして激辛と化したイイダコへと進むべし。1口目から辛かったら、他の具材と一緒にサンチュやエゴマ葉で包んで食べると、味がまろやかになる。


金さん
チュクミの味付けには、韓国から取り寄せた醤油とコチュジャンそして唐辛子粉を使い、隠し味にカレー粉とヨーグルトを入れているそうです。食べてこそ伝わる、奥行きのある辛さへのこだわりを感じます。1品で、激辛とマイルドの両方の味わいを楽しめるので、辛いのがそんなに得意ではない方ともシェアしやすいです!
〆のチャーハンは必ずオーダーして欲しい!
〆には、ご飯やとびっこを炒めた「とびっこチャーハン」が打ってつけ。ご飯にまんべんなくコーティングされた激辛のタレはとても香ばしく焼き上がり、とびっこのプチプチ食感が相まってクセになること必至!


金さん
イイダコのうまみを最後まで味わえます。パリッとしたおこげがクセになって止まらない!
もうひとつの名物、ソルロンタンも楽しんで!
お店で牛骨を10時間以上かけて煮込んだ「ソルロンタン」は、滋養深い一品。牛スジ、牛スネ肉、素麺、ネギなどの具材をコラーゲンたっぷりのスープが包み込む。辛いチュクミを食べ切った後にソルロンタンでほっと落ち着くのもおすすめだ。


金さん
チュクミで満腹になっても、このさっぱりとしたスープは別腹で欲しくなります!
買い物や食べ歩きなどで韓国旅行気分を味わえる観光スポットとして連日人で賑わっている新大久保。トレンドに敏感な方にぜひ寄ってみてほしい名店の一つだ。