〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

コンディトライ バッハマン(神奈川・大船)

2023年7月、大船駅笠間口から徒歩1分の商業施設「グランシップ」1Fの「FOOD & TIME ISETAN OFUNA」内にオープンした「コンディトライ バッハマン」は、湘南エリアを代表する洋菓子店です。同店は、2024年1月16日までの期間限定の出店となります。

「コンディトライ バッハマン」は、湘南・平塚で1976年創業。初代オーナーシェフの渡辺 洽氏がスイス・ルツェルンにある洋菓子の名店「Confiserie Bachmann」から名を譲り受けた国外唯一の姉妹店です。
祖父が営む和菓子店の影響で幼い頃からお菓子作りを間近で見ていた渡辺氏は、大人になり菓子職人の道へ。職場の研修旅行でスイスに訪れた際、現地のお菓子を食べて、当時の日本で食べられていた洋菓子は日本人向けにアレンジされているとわかるほど味の違いに驚いたそうです。
「ヨーロッパで売られている菓子と同じ味を、日本の人たちに味わってもらいたい」 と一念発起し、単身ヨーロッパへ渡りました。各地の銘菓を食べ歩き、現地の製菓学校で技術に磨きをかけ、帰国して始めた菓子店が「コンディトライ バッハマン」です。

お店に並ぶのは、本場のレシピを忠実に作るヨーロッパ菓子。看板メニューは「ドレスデン風バウムクーヘン」1段1,890円、2段3,600円です。ドイツのマジパンや天然はちみつを配合した生地を、職人が一層一層丁寧に焼き上げます。ずっしりとした食べ応えと、シナモンなど10種類以上のスパイスの香りが際立つバウムクーヘンは、本場さながらの味わい。さまざまなコンテストで受賞し、メディアにも取り上げられている一品です。

さらに、ヨーロッパを彷彿とさせるギフトボックスは、メルヘンチックで贈り物にも喜ばれること間違いなしです。

店内にはバウムクーヘンのほか、焼き菓子や生菓子も並びます。イートインスペースはなく、テイクアウトのみの店舗ですが、日常使いはもちろん、湘南土産の調達にも便利なお店です。今後、大船店でしか手に入らない限定メニューも登場予定。お気に入りのお菓子を見つけてみてくださいね! 

 食べログレビュアーのコメント

KEN21
出典:KEN21さん

『しばらくショーケースを眺めます。
生ケーキやバウムクーヘンなどの焼菓子が並びます。
今回は焼菓子で攻めてみようと思い、そちらの陳列棚を中心に物色。

お店は女性スタッフ3名で切り盛りしていました。
焼菓子は紙袋に詰めてくれて、タッチレスのPayPayでのお支払いです。

早速、おやつで実食です。

・カカオマンデル
  オランダ産ココア生地にスライスアーモンドを練り込んで焼き上げたクッキー。
  サクサク、ホロホロのクッキーで、これは定番の味わい。美味しいです。

・マンデルトゥーム
  サブレ生地を土台にし、アーモンドスライスをたっぷり乗せ、
  はちみつコーティングしたスティッキーなクッキー。
  フロランタンの厚みが薄いバージョンみたいなイメージで、
  これも定番の味わいで美味しいです。

・カフェピスタチオ
  コーヒーを使用した生地にピスタチオを練り込んで焼き上げたクッキー。
  こちらもサクサク、ホロホロのクッキーで、ピスタチオのコクが出ていました。
  実際にはクルミも入っていましたね。

今回はある意味、ド定番と思われるもののみをチョイスしましたので、
どれも外さないおいしさで美味しかったです』(KEN21さん)

※価格はすべて税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希 写真:お店から