〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！
和渦製麺（東京・蒲田）
2023年6月19日、京急蒲田駅から徒歩5分ほどの場所に「和渦製麺」がオープンしました。北品川にある極上のスープと自家製麺のラーメンで行列ができる店「中華そば 和渦 TOKYO」を筆頭に、都内に数店舗を展開する「和渦」グループのつけ麺専門店です。
場所は環八通りから路地を入った住宅地の中。系列店「メイドインヘブン」の跡地です。席は壁に沿って設けられたL字形カウンター席のみ8席。窓つきキッチンからは活気あふれるキッチンの様子がうかがえます。
メニューはシンプルに「つけ麺」のみ。つけ汁は塩かしょうゆを選べ、どちらも大盛りメニューも用意されています。「特製」には厚切りもも吊るし焼きと厚切りバラ煮豚、味付玉子が追加されます。
「和渦製麺」の一番の特徴は“麺を味わうこと”。「おいしい麺を食べてもらいたい」という「和渦」グループのオーナー、高橋宏幸さんの思いもあり、グループ内の各店舗の麺はすべて自家製。その究極の形が「和渦製麺」です。2台の製麺機を駆使して製麺した4種類の自家製麺により麺を味わう醍醐味を堪能できます。
4種類の麺はそれぞれに個性があります。ラーメンの鬼と言われた佐野実さんが起こしたラーメン店「支那そばや」御用達の粉「紬」をメインに使った中太麺は、オーソドックスな中華麺の味わい。モチモチした食感が特徴的な岩手県産もち小麦粉「もち姫」を使った手打ち式極太麺は、強い弾力がたまりません。4種類の中で一番細い国産小麦100％の中華麺用小麦粉「和華」を使った手打ち式平麺は、しっかりしたコシが魅力です。小麦粉の表皮や胚芽などすべて含んだ全粒粉を使ったひもかわ麺は、小麦の豊かな香りと相まって、ツルツルした独特の食感を楽しめます。
異なる食感や味わい、風味などを持つ麺を、好みに合うのはどれだろうと食べ比べているとワクワクしてきますね。
オーダーをすると、出てくるのは4種類の麺、つけ汁、昆布水。麺は、別添えにされた生のりやスダチ、卓上にある藻塩などを使い、好きなスタイルで思いっ切り楽しむことができます。昆布水を麺にかけて、そのまま食べたり、つけ汁につけたりと楽しんで、その後、つけ汁に割りスープのようにしていただいてもいいですね。
麺はいずれも小麦粉、かん水、塩のみで毎日製麺し、製麺後は1日寝かせ、2日以内のフレッシュな麺を使用しているのだそう。小麦の香りや甘さをとことん味わうことができる「和渦製麺」。いつもと違うラーメンのおいしさを体験しに、出かけてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『入口横に設置された券売機にて、つけ麺(醤油大盛り)¥1.100 締めのおにぎり¥50 お肉プレート¥400の食券を購入しました
4種類の麺が楽しめるなんて夢のようです
藻塩や生青海苔 昆布水に潜らせたりしていただくとそれぞれの食感や風味が味わえます
つけ汁は動物系出汁 中に入っているつくねが絶品です
お肉プレートは圧巻！ 最後は締めのおにぎりをつけ汁にドボン
大変満足な一杯でした』（にい♪さん）
『・つけ麺 醤油 1000円
麺はどれもめっちゃウマ～
どれもこれも食感や質感が少しずつ違っており、それぞれの小麦の個性が感じられて最高！
大きく分けるとグミもちで粉感のある2種と、コシのあるモチモチ感が特徴的な2種かな。
いやー、これは甲乙つけ難い。
水でしめすぎてないのが良かったです』（あるぱかーんさん）
