〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

純喫茶ジンガロ(東京・中野)

写真:Photo by RK(https://www.instagram.com/rkrkrk/

2023年4月、中野駅から徒歩6分ほどの場所にある、サブカルチャーの聖地として親しまれている「中野ブロードウェイ」の2階に「純喫茶ジンガロ」がオープンしました。 かつて同じ場所で村上隆氏のアートとコーヒーを気軽に楽しめる空間として「Bar Zingaro」を7年間営業していましたが、コロナ禍でクローズし、代わりに“自宅においしいアートが届く”「となりの開花堂」へと転換。この度コロナが収束してきたことから「純喫茶ジンガロ」としてリニューアルオープンに至ったそうです。

写真:お店から

店舗のデザインを手掛けたのは、横丁プロジェクトで有名な浜倉的商店製作所の浜倉好宣氏。本社(カイカイキキ横丁)も中野のジンガロオフィス(ジンガロ横丁)も浜倉氏のデザインで、今回は「純喫茶」というコンセプトを提案されたそう。
純喫茶ならではの昭和レトロな内装で、革張りのソファー、花柄の床、白いレースのカーテンと、懐かしい要素がてんこ盛りです。けれども店内は色ガラスのダウンライト、七色に光るネオン、巨大なブラウン管TVの中で発光するデジタルフラワーなどがスペースを彩り、きらびやかでカラフルで、今っぽさを感じます。まるでDJが古い曲をリボーンさせて新しい感覚で聞かせるように、美しい光が交錯し、古くて新しいドリーミーな異空間に迷い込んだよう。4名掛けのテーブルは10卓全てがゲームテーブルで、異なるゲームが用意されています。実際にコイン(1枚500円)を購入して遊ぶこともできます。オリジナルのコインもお花の形がかわいらしく、記念に持ち帰ることも可能。カウンターも2席あり、一人でも立ち寄りやすいです。

写真:Photo by RK(https://www.instagram.com/rkrkrk/


おすすめは、お花の絵柄がかわいく顔を見せ、マグカップもお花柄の「カフェラテ 」800円。コーヒー豆はスペシャリティコーヒーを使用しているという特別なカフェラテです。暑い日でも、このラテアートを目当てに注文する方が多いといいます。

写真:Photo by RK(https://www.instagram.com/rkrkrk/

「となりの開花堂」のパティシエチームが開発した昔ながらのなめらかな「お花プリン」900円も、プリンの上のお花のクッキーがかわいらしく、懐かしく優しい味となっています。同じくパティシエが開発したフワフワ食感がたまらない「お花パンケーキ」1,200円は、お花の焼き印がポイント。
自家製の「コンブチャ(紅茶キノコ)」750円は、和紅茶を発酵させた甘酸っぱい酵素ドリンクで、身体にもやさしくおいしい仕上がり。純喫茶らしい「メロンフロート」850円などもあります。他にも不定期で発売されていた「となりの開花堂」のクッキー缶が店頭で販売されており、こちらはお土産にも喜ばれそうです。

既に海外の方にも人気のスポットとなっている中野の新名所。村上隆氏のアートに包まれた、レトロだけども新しい空間を体験しに、足を運んでみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

写真:お店から

『中野ブロードウェイ2Fに以前あったバージンガロが閉店してから数年。純喫茶ジンガロになって帰ってきた感じ(*^^*) この頃なレトロ喫茶にお花のモチーフがいっぱい、かわいいです。

先に席を確保してから、カウンターにて注文とお会計です。この日はホットコーヒー700円(税込み) いただきました。

この日のコーヒーは、フグレンのペルーのお豆。
レトロなカップ&ソーサーでいただく今なコーヒー、やっぱり美味しいです☆

私がいただいたのはコーヒーだけでしたが、フードメニューやラテにはお花のモチーフがあしらわれてかわいいです。店内のテーブル席のテーブルがレトロなゲーム台だったりして、洒落ていますね。

レトロが新しい世代の方も懐かしく感じる方も、楽しめるカフェだと思います(^^)』(norari_さん)

※価格はすべて税込

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香