〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

洪瑞珍（ホンレイゼン）（東京・高田馬場）

2023年4月、高田馬場駅から徒歩3分ほどの場所に台湾名物のサンドイッチブランド「洪瑞珍（ホンレイゼン）」がオープンしました。1947年に台湾中部（北斗）の港町で創業して以来、自家製ペーストにこだわり続け、看板商品である毎日手作りの新鮮な「台湾式サンドイッチ」を提供。現地では朝ごはんの定番として、サンドイッチを求める人が絶えない人気店です。

2017年、洪瑞珍は「赤いサンドイッチのロゴ」を使用した新しいイメージで海外進出を始め、日本には2022年の上野恩賜公園の台湾イベントで初上陸。会期の2日間ともに長蛇の列ができ、発売から2時間で各日1,000個を販売し、話題となりました。
初の実店舗となる同店では「日本人の日常生活に溶け込む台湾式サンドイッチ」として、日本の食材を使ってできる限り現地の味わいを再現し、販売しています。

実店舗をオープンさせるまでの1年間は、さまざまなイベントに参加し、より多くの日本の人々と交流する機会を得て、貴重な経験とアドバイスを得たそうです。日本の気候、台湾と日本でのサンドイッチの認識や食べ方の違い、台湾ブランドや台湾の味覚に対する日本人が持つ印象などをリサーチし、多数の改善や調整を行い現在に至ります。

主食系サンドイッチの中でお店の一押しは、ハム、チーズ、玉子、自家製マヨネーズが入った「滿漢（マンハン）」390円で、台湾で一番人気があるのは「招牌火腿蛋（ハムと薄焼き玉子）」350円。そしてシンプルな「起司蛋（チーズ）」350円も人気です。

甘い系サンドイッチ「いちご」 320円や「ブルーベリー」320円は、チーズのほどよい塩気が自家製ジャムの優しい甘さを引き立て、どこか懐かしい味わい。
いずれは台湾本店のように、季節のフルーツを使った特別な味のジャムサンドイッチを提供したいと考えているそうです。
期間限定商品もあり、「タロイモチーズ」390円は、タロイモの優しいおいしさが印象的。サンドイッチを食べる時は是非「文山青茶」も一緒に。青々とした緑茶は、爽やかで茶葉の旨味も程よく、台湾茶の中でも飲みやすいお茶です。さっぱりした味わいは、サンドイッチにもぴったり。かわいらしい箱に詰めた「4個セット」1,200円や「6個セット」1,980円もあるので、手土産にも喜ばれそう。

同店のサンドイッチは、鉄板で香ばしく焼いた薄い卵皮、薄くスライスしたハム、日本式のマヨネーズと甘いバターベーストを使用し、塩味と甘味が交差するクラシックな味わいです。創業者は日本式のベーカリー製法の影響を受けたそうで、毎日職人がその日販売するサンドイッチを手作りしています。トーストとパンとソースは今でも100％自家製のレシピで作られています。
シンプル（Simple）、やわらかい（Soft）、ほんのり甘い（Sweet）、真剣な（Serious）姿勢で取り組む職人精神、食品安全性に対する安全基準（Safety）の徹底、5つの「S」でできた台湾グルメ、日本でも愛されるサンドイッチになりそうですね。

食べログレビュアーのコメント

『＊注文&金額＊
満漢390円
いちご320円

＊お店の雰囲気＊
清潔感があります。

＊サービス＊
PayPay、LINE Pay、メルペイ使えます。

＊感想＊
前から気になっていてようやく購入できました。17日に購入し、賞味期限は21日とのことで思ったよりも長くて驚きました。

満漢
マヨネーズが日本と全く違い、まろやかで甘くて美味しいです。チーズとハムと合わさりあまじょっぱい味わいになって美味しいです。

いちご
甘酸っぱいイチゴとなんとも珍しいチーズの組み合わせが美味しいです。これはぜひ日本でも定番の組み合わせになってほしいです。

＊期待したいこと＊
満漢のマヨネーズと、いちごのチーズが気に入りました。見た目はシンプルですが奥深いです。日本にはないサンドイッチを食べられて満足です。よくみたら全てのフレーバーにチーズが入ってるのですね。今度はタロイモを食べてみたいです。
賞味期限も長めなので、ギフトにも利用したいです』（こまめ2017さん）