〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

麺笑立川店（東京・立川）

2023年4月に立川駅からすぐの場所にある「ラーメンスクエア」内にオープンした「麺笑立川店」は、「食べログラーメン TOKYO 百名店」にも選出されている八王子の「麺笑巧真」の2号店です。「ラーメンスクエア」はニューヨークをイメージした空間で、味にこだわる7つのラーメン店が集結し、味と技を競い合うラーメンのテーマパーク。ここで行われる「ラーメントライアウト」という企画で勝ち残ると、出店できる権利と出店準備金として100万円が贈呈されるそう。同店は2022年に見事優勝し、出店の運びとなりました。

店主の石川巧真氏は西八王子の老舗人気ラーメン店「中華そば吾衛門」の店主を父に持ち、「食べログラーメン TOKYO 百名店」に選出されている名店で修業を積んだラーメン界のサラブレッド。2020年に自分の名前をつけた「麺笑巧真」をオープンすると、瞬く間に人気店となりました。「自分たちの作るラーメンで、多くの人を笑顔にしたい」という石川氏のラーメンは、小さな子供から年配の方まで楽しめるよう、こってりさせず優しくまろやかな味に仕上げられています。

ポップな看板をくぐると、広々とした店内は白を基調とした落ち着いた雰囲気。白い壁には「Have a nice meeen!!!」と書かれ、石川氏のラーメンを楽しんで欲しいという思いがうかがえます。客席はカウンター4席、2人掛けのテーブルが6卓、4人掛けのテーブルが4卓。清潔感のある明るいお店なので、どんな人でも入店しやすいです。

主なメニューはフライドオニオンと生タマネギをトッピングした「醤油らーめん」850円、トライアウト優勝作品の「塩らーめん」850円で、味玉付きは＋100円、焼豚付きは＋400円です。そして、同店の看板メニュー「特製醤油らーめん」と、厳選した調味料で作るタレを使用した「特製塩らーめん」は共に1,150円。ちょっとジャンクでくせになるという「まぜそば」900円も販売予定です。

サイドメニューには、国産豚のおいしさを引き立てるため特殊な塩とごま油のみで味つけした「焼豚丼」400円や、酸味の利いたタレとマヨネーズがマッチした「マヨチャー丼」300円もあります。他にも小さい子向けの「キッズセット」500円や、ちょっと一杯飲みたい方向けの「気まぐれおつまみ」（300～500円）を用意しています。「ゲリラ限定らーめん」というサプライズメニューもあり、こちらは事前にSNSで告知があるので、気になる方はチェックしてみてください。

スープは煮干しをメインに鯖やうるめなど数種類の煮干しや昆布で出汁を取り、鶏ガラなどの動物系を使わず、アッサリながらも旨味が凝縮しています。歯切れの良い適度な歯ごたえの中細ストレート麺は相模原の赤池製麺のものを使用。しっかりとした小麦の味が特徴で、スープとの相性も完璧です。8時間かけて作る低温チャーシューはジューシーで柔らかく、食べ応えがあります。

どんな人も笑顔になれる、すっきりとした味わいのラーメン。特に淡麗ラーメン好きにはおすすめの新店、優しい一杯を堪能してみてください。

食べログレビュアーのコメント

『八王子の名店ということで、立川ラーメンスクエアにオープンしてすぐに伺いました。
特製醤油ラーメンを注文！
スープは魚介系ですが、煮干しの感じはそこまで強くなく、比較的あっさり系です。
煮卵はトロトロ、上にはフライドオニオンがかかっていました！
フライドオニオンは甘みもあって、アクセントとして最高でした。
チャーシューは4枚乗っていて多いかな？と思ったのですが、脂身が少ないのに低温調理でしっとりとした仕上がりで、美味しすぎて4枚余裕で食べられました。
これまでで一番好きなチャーシューで、人気店なのも頷けます』（mew929さん）