〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金 神田本店(東京・末広町)
2022年10月に東京メトロ銀座線・末広町駅4番出口から徒歩1分のところにオープンした「鰻 炭焼 ひつまぶし 美濃金 神田本店」は、岐阜県・各務原市に店舗を構えるうなぎ屋の東京1号店です。
店内に入ると色鮮やかな装花と、1987年に岐阜で日本料理店として創業した時から飾られている「うなぎ曼荼羅」が目を引きます。
岐阜南部の美濃地区は、ひつまぶしで有名な愛知県との県境に位置し、古くからうなぎの激戦区として知られるエリア。「美濃 地焼き」という、蒸さずに備長炭でじっくり焼き切る製法で仕上げたうなぎを東京へお披露目したく、うなぎ屋が点在する神田に出店を決めたとのこと。店主の清水仁詞氏は、本店で修行を重ねた熟練のうなぎ職人です。
火入れをしながら、秘伝のタレに四度漬けをして提供されるうなぎは旨みが凝縮していて、表面がパリッと香ばしく、中はふわふわ柔らか。
同店のおすすめは、数量限定の「肝入りうな丼・上」6,150円と、「ひつまぶし・並」3,950円。「並」から「究極」まで、5種類前後の価格帯を用意しているので、お腹と予算に合わせて選べるのがうれしいですね。
「ひつまぶし」は、だし巻きたまご、吸物、香の物付き。「上」からは小鉢も付いてきます。「うな丼」は、吸物、香の物付きで、「上」からはだし巻きたまご、小鉢が付いてきます。
うなぎは常に最高品質を求め、独自ルートから時期に合わせて厳しいセレクションを経た最も良いうなぎのみを使用。さらに、信頼のおける老舗専門問屋から、味の良い4Pサイズ(約250g)の特大うなぎを仕入れているそうです。
米は食味ランキングで特Aランクに選ばれたことのある岐阜産「ハツシモ」を使用。羽釜で炊き上げたご飯は、粒が立っていて濃厚なタレともよく合います。
同店で最も高価な「美濃金謹製月見肝入りうな丼」11,900円は、うなぎ2尾と肝焼きをのせた丼の上から、うなぎのタレに漬けた卵黄をかけて食べるメニューです。ディナー限定10食なので、特別な日や自分へのご褒美にぴったりですね。
また、ぜひご賞味いただきたいのが、飛騨産山椒の実を店で挽いた手作り粉山椒。客からの要望で土産用に「美濃金 謹製 山椒」3,900円を販売するほど人気を博しているのだそう。
食後に提供するお茶にもこだわりが。岐阜県の名産品・白川茶の中で、うなぎ料理に合うものを厳選しており、地元の食材でもてなすホスピタリティの高さにも感激です。
お酒もビール、ワイン、焼酎のほか「長良川」や「百十郎赤面純米酒」といった地酒も楽しめます。
座席はカウンター、テーブルのほか半個室もあるので、商談や記念日など、ゆっくり食事を楽しみたい時にも利用できます。「江戸で美濃のうなぎを楽しむ」、新たなうなぎの名店が増えました!
食べログレビュアーのコメント
『うなぎを噛むたびに口の中でサクッサクッと音もとても美味しいうなぎ すごい!パリパリ感半端ない ですが中は、炭の遠赤外線で芯まで熱々でフワフワ 他の店では感じたことない食感
美味しいのは鰻だけじゃないんです。ご飯が熱々で、コク深い甘めのタレが適度にかかって、他の店よりも固めに炊かれているので鰻と最高の相性です♡
旨み、食感、香り、すべて完璧なバランスのうな丼でした。』(エミエミリンさん)
『注文したのは上の肝入りひつまぶし6350円。カリカリ+トロッとした至高の肝入りひつまぶしでした。岐阜のお米が美味しくて、タレが程よく甘く、うなぎは香ばしく焼かれています。表面がカリカリに焼かれたフォアグラのような肝と一緒に食べるのがたまりません。揚げた大葉の食感も良いです。正直ここのうなぎ以上のおいしい食べ物って、ないんじゃないでしょうか? 絶句です。旨すぎます!
温かい出汁も身にしみて、何度もお代わりしましたが、スタッフが快く対応してくれました。一流割烹レベルの出汁が凄いです。
席には肘掛けもあって、贅沢な空間で都心なのにまったりと寛げます。
史上最強の進化したうなぎ屋でしょう。』(ガルグイユさん)
※価格はすべて税込