〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

西麻布 清水(東京・西麻布)

写真:お店から

2022年8月8日に西麻布の交差点から徒歩1分、外苑西通りに並行する小路沿いにオープンした和食割烹「西麻布 清水」。ひっそりと佇む入り口から中へ入ると、先ほどまでの喧騒を一瞬で忘れさせる、落ち着いた心地よい空間が広がります。

清水拓耶氏
清水拓耶氏   写真:お店から

こちらで腕を振るうのは「神楽坂 創彩割烹 清水」(現「神楽坂 夢二」)で2017年のオープンから5年間、料理長を務めた清水拓耶氏。 父の営む浅草の老舗「すし処 清司」やミシュラン一つ星を獲得した新宿区荒木町の和食割烹にて基礎を学び、その後京都や、池袋のホテルメトロポリタン「日本料理 花むさし 旬香」で研鑽を積まれてきました。

写真:お店から

メニューは「季節のお任せコース」17,600円のみ。豊洲市場や産地直送で仕入れた四季折々の食材をふんだんに使って、ゲストをもてなしてくれます。
コースの前半に出している、八寸四方の木盆で提供するスペシャリテの前菜は、品数も見た目も圧巻の一品。目で、舌で、一度に何度も楽しめる八寸です。

写真:お店から

新潟県魚沼産、最高峰のこしひかり「雪椿」を使用した土鍋ご飯も自慢の一品。旬の食材と一緒に炊き込んだ土鍋ご飯は、香りも風味も実に豊か。

写真:お店から

ドリンクは、ケンゾーエステイトのカリフォルニアワインや季節ごとに入れ替える日本酒10種、ウイスキー、焼酎まで取りそろえています。日本酒は、料理と合わせてペアリングもおこなっているそう。絶品和食を肴にこだわり抜いた美酒を堪能……。お酒好きにはたまりませんね。

出典:和食の豚さん

お店は、西麻布の交差点から一本入った小路のビルの地下に位置します。こちらの行燈が目印です。

写真:お店から

地下のお店へと続くアプローチ。仄暗い階段を下りていくと、四季を感じさせる装花がお出迎えしてくれます。“意気と粋を忘れないーー” 浅草出身の店主ならではのこだわりが随所に見られるお店は、大人の隠れ家という表現がまさにぴったり。

写真:お店から

座席は臨場感あふれるカウンター6席のほか、最大2名までの個室(席代3,300円)とプロジェクタースクリーンを完備した最大6名までの個室(席代5,500円)を備えています。

大切な人との会食に。西麻布の新しい選択肢に仲間入りした、実力派和食店。予約が取れなくなる前に早めの来店を!

食べログレビュアーのコメント

スペシャリテの前菜八寸
スペシャリテの前菜八寸   写真:お店から

『今回は西麻布交差点よりすぐの場所にあります【西麻布清水】さんへ初訪問!
ここの店主さんは以前、私もお伺いした事のあります「神楽坂清水」さんが完全独立で出店されたお店との事で凄く期待値が上がりました!!(何故なら、神楽坂清水さんの味付けや見た目は凄く好みでしたので!!)
お料理がスタート!焼いた賀茂茄子の冷製から始まり、今までで1番と言っても過言ではない八寸!! 本鮪やのど黒、クエのお造り、馬糞雲丹と京都の活けの天然鮎の塩焼き!! そして、繋ぎのないほぼ100%毛蟹のコロッケ!上には、カルーガクイーンのキャビア、、、美味すぎる。石川小芋のフォアグラ饅頭にスッポンの出汁の餡で、、食事は土鍋で炊き上げた新潟県雪椿を使用したご飯。

毛蟹と生雲丹のコロッケ、カルーガクイーンのキャビアをのせて
毛蟹と生雲丹のコロッケ、カルーガクイーンのキャビアをのせて   写真:お店から

デザートまで味付けや盛り付け、雰囲気やコスパまで全てが私の中のパーフェクトでした!!大将も女将さんも凄く喋りやすく、とても良い人柄が滲み出ておりました!これからまだまだ進化し続けるであろう期待と満足感に胸を一杯にし、幸せな時間を過ごしましたとさ。本当に美味しい!!感動!又必ずお伺い致します!直ぐに席の取れない店になってしまうだろうなぁ、、ご馳走様でした!!』(和食の豚さん)

※価格はすべて税込・サービス料別

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:斎藤亜希