〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
らーめん 丸心(神奈川・本厚木)
独特の湯切りスタイル「天空落とし」で一躍有名になったラーメン界のカリスマ、中村栄利氏の店「中村屋海老名」が2022年2月に惜しまれながら休業しました。その名店で店長を務めた馬田さんが2022年7月7日、小田急線本厚木駅から徒歩6分ほどの場所に「らーめん 丸心」をオープン。「中村屋」の味を受け継いだ淡麗系ラーメンが絶品と早くも評判を呼んでいます。
店内は広く、テーブル席が7卓18席、L字形カウンター7席の計25席。テーブル席があるので家族連れでもくつろげそうです。
スープは「中村屋」仕込みの鶏ガラと豚骨のスープに、魚介系のだしを合わせたスッキリ澄んだスープ。このスープにニンニク風味の香味油をアクセントとしてプラス。あっさりとした中に、奥深い旨みがあり最後の一滴まで飲み干したくなります。
麺は細麺ストレート。少し硬めに茹でられたコシのある麺は淡麗なスープとの相性が抜群。そして、ラーメンファンなら欠かせないのが「中村屋」ゆずりの「焼豚」。厚みのある焼豚はしっとりと柔らかく、直前に香ばしく焼かれて供されます。ラーメンを食べる満足度を高めてくれる一品です。
メニューはトッピング全部をのせる「丸心らーめん(塩・醤油)」や、「鳥白湯麺」「ゆずらーめん(塩・醤油)」「手包みワンタン麺(塩・醤油)」など9種類ほど。自慢のスープを堪能する、麺とスープに小葱をのせただけの「かけらーめん(塩・醤油)」も健在です。
一番人気はやはりスープの味わいをダイレクトに楽しめる塩味。そのほか、鶏をじっくり煮込んだ白濁スープの「鳥白湯麺」や、トッピングにユズ果肉が使われ爽やかな味わいの「ゆずらーめん」も“コレが食べたかった”と根強いファンがいます。
すっきり淡麗なラーメンは老若男女に好かれ、飽きのこない味わい。馬田店長の気さくな人柄も人気に一役買っています。おいしい一杯を求めて、わざわざ訪れる価値のあるラーメン店です。
食べログレビュアーのコメント
『まずはしなやかな細麺を啜り、葱油の風味に包まれた淡麗塩ダレスープを味わいます。炙り豚バラ叉焼は炙りたてで実に香ばしく柔らかく、炙ったベーコンのような感じで実に美味でした。大判の豚肩ロース叉焼は相変わらずコンフィのような不思議な柔らかさ。鶏ムネ叉焼も同じく柔らかで、いずれも美味でした。
モヤシのシャキシャキした食感は、細麺と相性の良い組み合わせに思えました。』(nyumataさん)
『【丸心らーめん 醤油/900円/税込】
薄茶色のスープは鶏ガラ、煮干し等のブロスに醤油のカエシを合わせたもの。
スープを啜ると、生姜の香味野菜の風味が口いっぱいに広がります。それと同時に鶏の甘み、コクがグワっと喉に伝わっています。
カエシの醤油はまろやかな印象で塩味(エンミ)は抑えられた印象です。
んんー、アッサリ、サクサク飲めるスープは美味しいですね。』(littlebassさん)