和菓子屋さんの抹茶スイーツ

続いて紹介するのは、和菓子屋さんの抹茶スイーツ。抹茶と言えばやっぱり和風なイメージ。和菓子屋さんならではの抹茶和スイーツを紹介します。

まずは、広島県福山にある和菓子屋「勉強堂」。昭和4年に創業したお店です。インパクトのある店名は「初心を忘れず、日々精進・勉強しよう」という思いから名付けられたのだそう。

勉強堂でおすすめしたいのが「抹茶の窯焼き」。くるみと黒豆をふんだんに入れた抹茶の洋風ケーキで、抹茶生地の真ん中にはつぶあんが入っています。しっとりとしたケーキ生地は鮮やかな緑の見た目も魅力的。あんこと相性抜群で、好きな大きさにカットできるのもうれしいポイントです。

「抹茶の窯焼き」 1,512円

また、勉強堂の川口店・東尾道店にはカフェも併設されています。自分でお団子を焼いて出来立てを楽しめたり、パフェやお菓子のプレートなど、季節に合わせたスイーツを楽しめたりします。

yuko816
「団子三昧」880円   出典:yuko816さん

もうひとつご紹介したいのが、京都に本店を構える「京甘味 文の助茶屋」。落語家だった二代目・桂文之助が明治42年に創業した甘味処で、わらび餅が名物のお店です。広島では「そごう広島」にて楽しむことができます。

喫茶メニューはあんみつ、ぜんざい、わらび餅と、王道のラインアップ。全部大好き!全部食べたい! メニューを見るだけでも楽しいのに、ひとつを選ぶなんてできません!

「抹茶づくし」 880円
「抹茶づくし」 880円   写真:お店から

わらび餅はオンラインショップでも購入できます。おしゃれなパッケージでギフトにもぴったり。種類も豊富で珍しいわらび餅も販売されています。

お取り寄せで楽しむ抹茶スイーツ

最後に、お取り寄せで楽しむ抹茶スイーツをご紹介します。

ひとつめは、広島と言えばやっぱりこれ、もみじ饅頭です。今回紹介するのは「にしき堂」の「おとなのもみじ」。2020年12月に誕生した比較的新しい商品です。名前の通り、コンセプトは大人向けのもみじ饅頭。

「おとなのもみじ 抹茶とあん餅」150円

一般的なもみじ饅頭よりひとまわり小ぶりなサイズ。鮮やかな緑色の生地は濃厚な抹茶! 中にはあんこではなくあんもちが入っています。とろっとやわらかくて癒やされる〜!!!

ほろ苦くもやさしく甘い、まさに大人のご褒美スイーツ。これからの季節はちょっぴり冷やして、冷たい飲み物と合わせて楽しんでください。

ふたつめに紹介するのは、これからの季節にぴったりのアイスもなか。呉にある「巴屋」は創業60年を超える歴史あるお店。このお店のアイスはなつかしい味のする「アイスクリン」。戦後、ミルクやバターがなかった時代に作られていたアイスクリンは、砂糖、卵、脱脂粉乳が主な原材料でさっぱりとした味わいが特徴です

巴屋のコンセプトは「日本人に合うアイス」。さっぱりだけど、クリーミー。アイスとかき氷のいいとこどりです!

抹茶味には、通常のアイスもなかとクリーミーなプレミアムの2つの種類があります。アイスもなかはさっぱりと、プレミアムもなかは濃厚な味わいを楽しめるのでその日の気分によって選んでみてください。

「プレミアムアイスもなか」187円(左) と「アイスもなか」154円(右)

抹茶味以外にもアイスモナカはとにかく種類が豊富! みかん、レモン、桃などのフルーツ、チョコにコーヒー、小豆、バニラとミルクなど毎日食べ飽きないラインアップです。通常タイプでもモナカはパリパリなのですが、よりパリパリ感を味わいたい方にアイスともなかが別々になったセットもあり、自分でアイスモナカを作ることができます。

いかがだったでしょうか? これからやってくる梅雨や夏に向けて、少しでも楽しみが増えたならうれしい限りです。水分補給はもちろん、おいしいものと共に楽しい季節がやってきますように!

※価格はすべて税込です。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※記事作成日(2022年5月31日)時点で「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文・写真:せせなおこ