定食王が今日も行く!〈特別編〉

色々な種類を少しずつ食べられる、女性一人でも入りやすい小鉢系美定食屋へ!

人気連載「定食のススメ」の特別編としてお届けする今回は、色々な種類のおかずを少しずつ楽しめる小鉢が充実したお店をご紹介します。女性が一人でも入りやすいきれいなお店で、丁寧な仕事が施されたお腹も心も満たされる定食で一日のパワーをチャージしましょう。

 

 

昼も夜も美しすぎる7種類の小鉢に胸躍る!:神泉「定食サトウ」

 

松濤と神泉駅の間に位置する、なんとも隠れ家的な立地ながら愛され続ける定食の専門店「定食サトウ」。メインとなるお魚やお肉など10種類から選ぶことができます。そこにご飯味噌汁と7種類の小鉢が850円プラスで定食セットとして付いてきます。1日の疲れを癒やしてくれるような優しい味だから、一人で来てカウンターで食べるもよし。友人達と集まってお店の奥の小上がりで、わいわい盛り上がって食べるもよし。夜の深い時間にこんなに食べても、野菜たっぷりだから、まったく罪悪感がありません。むしろ健康で元気になれる気がするから不思議です。頑張った日は、自分へのご褒美ご飯としてぜひ。

 

 

ビジネスランチにも使える、目にも舌にも美しいランチ:赤坂「サクラサクラ」

 

赤坂、溜池山王にある女子ウケ抜群という割烹「サクラサクラ」。そのランチメニュー「一の膳」がすごいのです。メニューは通常、お造り、炊き合わせ、本日の一品というメイン、小鉢が二つ、ご飯は五穀米、味噌汁はお麩がはいった赤だし、漬け物、デザートという豪華さです。一汁三菜どころではなく、一汁六菜にわらび餅のデザートがついてきて1,280円。品数と割烹のクオリティを考えれば決して高くはない。もともと、近隣にオフィスがあった米国の超大手企業の会長秘書の方に教えていただいたのですが、場所柄もあってTBSの女子アナウンサーなどもお見かけします。ビジネスランチにも女子会にもうってつけの一店です。

 

 

可愛い豆皿と、さまざまな地域の食材を楽しんで:恵比寿「恵比寿キッチン」

 

日本各地のさまざまな食材や料理を、可愛い色とりどりの豆皿で食べられるのがここ「恵比寿キッチン」。好きなものを少しずつ、いろいろ食べられるというのは女性に限らず、食いしん坊には夢のような定食です。豆皿の種類も豊富なので、目で楽しみながら地元の食材や料理を味わえます。家庭や故郷の味を楽しんで、自分を取り戻したり、忙殺されている自分を振り返ったり、そんなことができるのが定食がもつ本来の魅力なんだな、と感じさせられる1軒です。