フルーツサロンなのにまるで会席料理?! タラバガニをトッピングした「オランダむすび」
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そんな「サロン美沙和」で来店客のほとんどが注文するのが、同店のオリジナルメニュー「オランダむすび」。飲み物(コーヒーor紅茶)と日替わり小鉢、カットフルーツのセットメニューで2,200円(白米2個入り)だ。最近では、フルーツ+日替わり小鉢+飲み物無しのメニューも登場し、客のニーズにバッチリ応えている。
白米(玄米もあり)で作ったおにぎり2つを油で揚げ、お碗に盛り、カツオの風味が豊かな一番だしの餡をかけ、大ぶりのタラバガニをトッピングし、小ネギを振りかけた料理だ。ネーミングもさることながら、フルーツサロンらしからぬ料理内容に驚く。
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「先代がサロンをオープンさせるときに何か名物メニューが欲しいと考え、とある料理人の方にレシピ開発をお願いしてご考案いただいたのがオランダむすびです。名前の由来は長崎県の出島に出入りしていた商人たちが食べていたという『オランダ揚げ』に由来します」とサロンチーフの宮田政茂さん。
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揚げおにぎりは噛むほどに香ばしいおこげが楽しめ、力強い味わいの一番だし、それにも負けないタラバガニのうま味が印象的だ。アクセントにカラシをつけていただくことで、揚げおにぎりの重たさを軽減し、だしやタラバガニのうま味も引き立ててくれる。なんだか料亭に来たような気分だ。
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猫井さん
揚げたおむすびに、あんかけスープ。正真正銘のカニの身がのって出てきます。カットフルーツに飲み物も付いてお得感がありますよ。
フルーツ愛にあふれた先代の意志を、兄弟姉妹が力を合わせ受け継ぐ「サロン美沙和」。南浦和の住宅地にはそんな家族が築いたフルーツの城があった。