食の街・福岡では肉グルメもアツい

食の都・福岡グルメと言えば豚骨ラーメン、明太子などなど枚挙にいとまがないですが、実は肉料理もむちゃくちゃ旨いんです! 銘柄鶏を使ったご当地鍋をはじめ、博多の夜の定番・屋台で味わう絶品牛サガリ、インパクト大!の“最強”ステーキと、福岡でがっつきたい肉メニューが勢揃い。ガッツリ系ライター・GAKUが、福岡で食べるべき肉グルメを選びました。

1. 名物大将が作る“最強”ステーキを食べ尽くせ!|肉最強伝説 志賀島店

“博多の名物おっさん”こと大将のキクリン! 写真:お店から

福岡市清川の鉄板焼き店「一番星」の系列。「肉最強伝説 志賀島店」は、地元の肉ラバーで知らないものはいないほどの有名店です。魚介の店が多い志賀島のランチに“肉”の選択肢を加えたいと2019年にオープン。メニューはステーキとハンバーグの2本柱。また同店もうひとつの“名物”は、パンチの利いた大将・キクリン! 強面な見た目とは裏腹に、軽快なトークで楽しませてくれます。巧みなヘラ捌きから焼き上げるステーキとハンバーグは、もうサイキョー!!

写真:お店から

厳選部位を200g 1,250円〜とリーズナブルな価格で提供してくれるなんてうれしい限り! サガリやランプなど、選べる赤身が多いのもポイントが高いところです。もちろん霜降り肉も好きですが、いくら肉好きな僕でも立て続けに食べると胃袋が疲れます。さっぱり赤身は“肉ファイターが肉の合間に食べる肉”って感じですかね。旨すぎて500gでもペロリといけちゃうほど。

「志賀島ステーキ」150g 950円。ライスとスープは+150円でおかわり自由
「志賀島ステーキ」150g 950円。ライスとスープは+150円でおかわり自由   写真:お店から

熱々の鉄板から広がる香りがたまらない「志賀島ステーキ」150g 950円。焼き石で好みの焼き加減に調整できますが、まずはレアで大将厳選の上質肉に食らい付きましょう! 自家製ガーリックバターを付けると、よりジャンキーな味わいで楽しめますよ。

写真:お店から

お店は志賀島に入ってすぐ。志賀島観光のついでに豪快な肉ランチをぜひ!

2. 筑豊地区の名物ホルモンを堪能|筑豊 りぼん

福岡県の中央部、筑豊地区で愛されるホルモン「りぼん(丸腸)」
福岡県の中央部、筑豊地区で愛されるホルモン「りぼん(丸腸)」   写真:お店から

福岡県中央部に位置する筑豊地区のソウルフードとして知られるホルモン。かつて石炭の一大産地として栄えた筑豊地区で、多くの炭鉱マンに愛された食文化です。100年ほどの歴史の中で徐々に発展を遂げ、現在では網焼き、鉄板焼き、鍋、丼に至るまでさまざまな形でおいしいホルモンを味わうことができます。
同店では炭にこだわった「炭火焼き」のほか、「ちりとり鍋」でも堪能することができます。両メニューの魅力はなんと言っても、ホルモンのデカさと食感!

りぼん(丸腸)の名は、焼き上がりの形がリボンに似ていることから
りぼん(丸腸)の名は、焼き上がりの形がリボンに似ていることから   写真:お店から

一般的なホルモンは焼いていくうちにかなり縮んでしまうなんてことも多いのですが、同店のものはブリッと大きなまま! 口の中に広がる旨みも段違いで、ビールやハイボールがどんどん進む! いや〜酒泥棒な一品です。
看板の「りぼん(丸腸)」730円をはじめ、「小腸」「ミノ」「ケッカン」「レバー」「サガリ」など、とにかく種類が豊富。最高級備長炭で焼き上げると、香ばしく、それぞれの食感や味の違いを存分に楽しめます。

「もつ鍋」1人前980円(注文は2人前〜)
「もつ鍋」1人前980円(注文は2人前〜)   写真:お店から

ホルモン、ケッカン、センマイが入った「もつ鍋」、通称・ちりとり鍋。醤油ベースの出汁に野菜とホルモンの旨みが溶け出し、抜群の味わいに。「もつ」700円、「野菜」300円など追加具材も用意。「チャンポンめん」200円で〆もバッチリです! もちろんホルモンに合う、福岡の地酒や焼酎なども豊富に取り揃えています。

写真:お店から

西鉄福岡(天神)駅から徒歩圏内にある中央区警固に店を構え、気軽に行けるのもうれしいですね。