3. 本格的な寒さを前に「花鍋」で温まろう。京都・河原町「ヒソップ」の新メニュー

京都・河原町の複合型商業施設「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」4階のカフェ・レストラン&バー「Hyssop(ヒソップ)」から、ディナーメニューに花鍋が登場。

ベトナム南部で食べられている食用花を使った鍋料理・花鍋をHyssop流にアレンジし、漢方や薬膳の要素を取り入れ、全て植物性の食材で仕上げた「精進花鍋(しょうじんはななべ)」の提供をスタートした。

精進料理の考え方を取り入れたレシピを採用

精進花鍋の鍋はベトナム現地から直接仕入れ、レシピ監修は麻布十番の「Sublime(スブリム)」で副料理長を務めていた北嶋竜樹氏が担当した。

使用する10種以上のきのこや野菜は、農薬不使用のものや、その季節に旬を迎えるもの。スープには昆布・大豆・干し椎茸・白菜などを一晩かけてひいた精進出汁を使用し、菊花と菜種油で作ったオイルで風味付けしている。

さまざまな薬味で変化を楽しんで

スープにきのこや野菜をゆっくりとくぐらせて、素材の持つ食感や風味を味わうとともに、生姜のエルダーフラワーシロップ漬けや柚子胡椒の薬味などをつけることで味わいの変化も楽しめる。鍋の〆には、蓮根のすりおろしを使った雑炊、またはフォーの2種類を用意。

オーダーは、アミューズ・精進花鍋・〆の玄米雑炊かフォーの付いた単品4,500円と、アミューズ・野菜の前菜3種類・精進花鍋・〆の玄米雑炊かフォー・デザート(豆花)のついたコース6,000円にて。

体の調子を整えたい方や胃腸を休めたい方、ヴィーガンの方にもおすすめの精進花鍋。寒さが本格的になるシーズンを前に、試してみてはいかが?

※価格はすべて税・サービス料込

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:平石紗代 写真:お店から