牛乳も卵も使わない「プラントベース シロノワール」

プラントベース シロノワール

日々の生活に「くつろぎ」を提供してきたコメダが、その“らしさ”を失わずに、環境に優しい食スタイルを提供するKOMEDA is □。

そんな同店、実は今まで大人気スイーツの「シロノワール」はメニューになかった。しかし、必然とも言えるが、コメダ珈琲店の看板メニューを望む声が社内外から多く寄せられ、その声に応えるべく約1年の開発期間を経て100%植物性の「プラントベース シロノワール」880円を開発。7月15日にデビューを果たした。

環境保全とヘルシーが両立! 写真:平石紗代

1年もかかった理由は、牛乳も卵も使わずにおいしいデニッシュ生地を実現するため。バターではなく植物性マーガリンを使用したデニッシュ生地は、従来のシロノワールと同様に、自社パン工場の職人が手作業で折りたたんで64層に。

サイズはコメダ珈琲店の「ミニシロノワール」と同じで、トランス脂肪酸の含有量は一食分の目安に対しかなり低く抑えているそう。環境保全のためだけでなくヘルシーさとしてもうれしい仕上がり!

手作業で折りたたまれた64層のデニッシュ生地 写真:平石紗代

食べてみると生地一層一層のきめ細かさが際立っていて、外はサクッとした歯ざわりで中はなめらかな食感。そこに、てんさい糖を使った風味の濃い豆乳ソフトクリームと甘酸っぱいラズベリー、別添えでサトウカエデの樹液100%のメープルシロップも付いてくるので、味わいを変化させながら食べ進められる。

ほかほかのデニッシュパンとひんやり冷たい豆乳ソフトクリームによる、アツアツ×ヒヤヒヤなバランスが食べていて楽しい! デニッシュもソフトクリームも軽い食べ心地で、食後はしっかりとスイーツを食べた満足感がありながら、重たくなくすっきりとした印象だった。