【今これがキテる!】~ガーリックシュリンプ~
なんだか最近目にする機会が増えた気がする……そんな、“今まさにキテる”フードを紹介する不定期連載。今回は、イートン・テイクアウトともに全国的に提供するお店が増えている「ガーリックシュリンプ」のおいしいお店を紹介します!
B級グルメとして聖地に誕生したハワイアンな屋台飯「ガーリックシュリンプ」
2010年に人気パンケーキ店「エッグスンシングス」が日本初上陸を果たしてからというもの、ハワイアンフードの注目度は高まる一方。パンケーキを中心にロコモコやハンバーガー、アサイーボウルなどの有名店が、続々と日本に進出しました。そんな全国各地に定着しつつあるハワイ料理のなかでも、ここ最近になって提供するお店が増えてきたのがガーリックシュリンプです。
こちらはハワイ・オアフ島、サーファーの聖地であるノースショア発祥の料理。殻付きのエビをガーリックたっぷりのマリネ液に漬け込み、味を染み込ませてから豪快に焼き上げるのが基本的な作り方です。地元で養殖された新鮮なエビを活かし、90年代の中頃から徐々に名物料理として広まりました。もともとフードトラック(屋台)で提供されていたB級グルメであり、テイクアウトメニューとしても最適。ハワイ旅行が難しいご時世、気軽に南国気分が味わえるのも、今の日本でガーリックシュリンプの人気が急上昇している理由なのかもしれません。
2020年は10店舗が新規オープン! 全国各地に出現中の、まるで南の島の古民家
とくに目覚ましい躍進ぶりを見せるのが「いちばん近いハワイの食卓」をコンセプトに掲げる「コナズ珈琲」。2013年、埼玉県ふじみ野市に1号店がオープンして以来、着々とファンを増やし続けるカフェ&ダイニングです。初進出となる山梨県、滋賀県、沖縄県などを含め、2020年だけでも10店舗が新規オープン。名物はふわふわのパンケーキと自家焙煎のコナコーヒーですが、ここ最近はガーリックシュリンプに関する口コミも目立ってきました。
異国情緒を感じさせる華やかな盛り付け。芳しく漂うのは、パンチの利いたガーリックの香り。そのまま食べることができるエビの殻はカリッと香ばしく、プリプリとした身の食感を引き立てます。「丸亀製麺」と同じ会社が運営しており、本場のものより日本人好みにアレンジされていると味付けも好評です。