5. 蒙麺 火の豚「フュージョン」

近年のお取り寄せラーメンには、二郎インスパイア系のメニューを出す店が増えている印象です。この「蒙麺火の豚」はそんな中でも、二郎インスパイア系と蒙古タンメン中本の掛け合わせ=フュージョンという、とても個性的なメニューを出しているお店。

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フュージョン ※写真は店舗で提供しているものです   出典:men党さん

その最大の特徴は、蒙古タンメンを彷彿とさせる旨辛麻婆餡。お店で食べるときにはつい怯んでしまうこの麻婆餡ですが、お取り寄せだと別パウチになっているので自分でかける量を調整できるというメリットもあります。

もやしや茹でキャベツは付いてこないのですが、少し手間をかけてもぜひ準備して欲しいなと。クセになること間違いなしの味ですよ!

「フュージョン」1,058円(送料別)

購入方法:宅麺.com

6. 京都吉兆のお取り寄せラーメン

最後は少し変わり種を。あの和食で名高い「京都吉兆」がお取り寄せラーメンを手掛けているのをご存じでしょうか?

僕が食べたのは5月限定の「胡麻麺」でしたが、あっさりしながらもしっかりと胡麻が利いた風味のスープが、添えられた4種類の薬味でラーメンらしいガツンとした味わいに変わる、味変の楽しさを味わえる逸品でした。角煮のチャーシューや青菜など添えられた具も一つ一つがおいしく、さすが「京都吉兆」だなあと。

近江牛とトリュフ和え麺 写真:お店から

ちなみにこちら、冷凍ではなく「冷蔵」で届く商品です。現在は期間限定の「近江牛とトリュフ和え麺」が販売中のようですが、消費期限も配達された当日。ぜひスケジュール調整をしてでも挑んでいただきたいと思います。

【7月13日追記】
後日、「近江牛とトリュフ和え麺」も実食しました。やはり賞味期限がその日中という儚さが良いですね。スープはマッシュルームや舞茸により香りが豊潤で、トリュフの香りがきつすぎず下品にならずにまとめているのが、とても「京都吉兆」らしくよかったです。味変として「焦がしパン粉」や「ごま七味」が同梱されているというのもなかなか他になく、特に「ごま七味」は辛味よりも香り重視なのがまた良かったです。胡麻麺よりもよりラーメンらしく、私はこちらの方が好みでした。

購入方法:京都吉兆 公式サイト

教えてくれたのは

小林孝充さん

TVチャンピオンラーメン王選手権第8回・第10回優勝。歴代ラーメン王によるラーメン大王決定戦で優勝し初代ラーメン大王に。ラーメンの食べ歩きは全都道府県に及び、これまでに食べたラーメンの杯数は14,000杯を超える。ラーメンに限らず美味いもの好きで他のジャンルも積極的に食べ歩く。ラーメンWalker百麺人。TV・雑誌登場多数。

取材・文:川口有紀

※価格は税込

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