予約困難店の〆担々麺

わさ(恵比寿)

人気の高い「担々麺」。さっと7秒間だけ茹でた、新鮮なもやしのシャキシャキ感も最高

2020年10月、六本木から恵比寿に移転オープンした「わさ(WASA)」。コースの〆の一品「担々麺」は、〆とは思えないほどのボリューム感。お店で丁寧に炒ったゴマと自家製のラー油を使っており、出汁は鶏と昆布で取っている。

スープを口にすると、まず出汁のうまみが広がっていく。辛みを感じるのはその後だ。食べ進めていくうちに、麺の小麦がスープに溶けだしてとろみが増し、そこにラー油を追加して“味変”を楽しむ。香り高いラー油の辛みが食欲を刺激し、最後まで食べ飽きることがない。

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名店出身のランチ担々麺

乃木坂結yui

しみじみとおいしさが広がるスープが特徴

2021年2月にオープンした「乃木坂結yui」のシェフは、「赤坂四川飯店」で修業をした後、「広尾 はしづめ」で腕を振るっていた増山剛さん。その経歴を聞くだけで絶対においしい担々麺が食べられるに違いないと確信を抱く。

担々麺は、スープまですべて飲み干せてしまうと評判。ひと口目からガツンとくるようなテイストではなく、口に運ぶたびに身体に染み入るようにおいしさが増していく。


その理由は、スープに干しエビ、フライドエシャロット、芽菜(ヤーサイ)、松の実、そしてゴマといった多彩な具材が入っているから。さまざまな具からあふれだす旨みが複雑に絡み合い、味に奥行きが生まれる。辛みはひかえめで、流行の痺れる系担々麺とは一線を画す同店ならではの仕上がりだ。

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