「若い世代への食育の場としての役割も果たしたい」
「シンシア ブルー」の厨房に立つのは、フランスの星付きレストランや都内のホテルで研鑽を積んだ吉原誠人シェフ。「郷土料理を学ぶためにした日本一周旅行では、魚が取れなくなっている現状を目の当たりにしました」と話す。2017年から「シンシア」で働き、今回の「シンシア ブルー」のオープンでシェフに抜擢された。同じ志を持つ、若いスタッフたちと共に丁寧にゲストをもてなす。
「難しいことは考えず、おいしく楽しく食べることによってサステナブルに貢献でき、海の未来を守ることに繋がる。そして、原宿という立地もあり、若い世代にも食を考えるきっかけとなるレストランでありたい」と石井シェフ。料理人として、単においしい料理を作るだけでなく、自身の料理に使用する素材の来歴にまで責任を持つことの重要さを語る。
海の未来を見据え、おいしさを超えた価値を持つ一軒、ぜひ訪れていただきたい。
※価格はすべて税・サービス料別
