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〈2020 食通が惚れた店〉
新型コロナウイルスの流行により、飲食店にとっては大きな危機を迎えた2020年。でも、外食シーンの火は消えない! こんなときこそ、おいしいものを食べて元気になり、飲食店を応援したいものです。
そこで、グルメ情報を熟知した有識者に、2020年に惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「2,000円以下のお手軽グルメ」「おすすめお取り寄せ」をうかがいました。
今回は、食べロググルメ著名人の塩沢航さんにお答えいただきます。
教えてくれる人
塩沢 航
小山薫堂事務所「N35」の放送作家。「アナザースカイ」「ZIP!」「有吉くんの正直さんぽ」「ミライ☆モンスター」など担当。師匠譲りの食いしん坊で「パレ・ド・Z」「アイアンシェフ」「お先にどうぞ」など食にまつわるコンテンツも多数手がける。コロナ禍において、YouTubeチャンネル「人気シェフのうちレシピ」をプロデュース。
今年のベストレストラン
Q. 2020年、最も印象に残った飲食店を教えてください
A. 「ELEZO GATE」です
十勝に拠点を構える食肉料理人集団「ELEZO(エレゾ)」が虎ノ門横丁にオープンさせたカウンタースタイルのビストロ。彼らのフラッグシップレストラン「ELEZO HOUSE」よりカジュアルに、彼らの哲学や情熱の一端を味わうことができます。
オススメは、フィッシュ&チップスならぬ、ミート&チップス。「ミート」はなんと鹿肉です。カラッ、フワッと揚がった鹿は、驚くほどクリア。ジビエが苦手という人にこそ食べてもらいたい一品です。
遅めの時間なら、シャルキュトリ盛り合わせとグラスの白ワインという楽しみ方も。