〈絶対ハズさない!ホテルの味〉

Vol.6 名物グルメも、テイクアウトならお得!

ホテルを訪れるならレストランで食べるのもよいですが、新型コロナウイルスの影響でテイクアウトを提供するホテルが増えた今、テイクアウトグルメも充実してきています。

 

しかも、テイクアウトであればサービス料がかからないので、食べてみたかった名物メニューの数々をお得に試せる絶好のチャンス。ホテルのテイクアウトグルメを堪能することによって、ホテルを応援することにもつながります。

 

そこで今回は、数ある本格テイクアウトの中でも、これぞというホテル名物を紹介しましょう!

1. チーズバーガー フレンチフライ添え

パーク ハイアット 東京「ジランドール」|東京・新宿

ビーフのパテが自慢! ザ・ホテルともいうべきグルメバーガー(写真:パーク ハイアット 東京)

テイクアウトの王道といえばハンバーガーではないでしょうか。昨今グルメバーガーが人気となっていますが、一流ホテルのグルメバーガーは一味も二味も違います!

 

パーク ハイアット 東京の「チーズバーガー フレンチフライ添え」2,400円は、「ジランドール」料理長を務める堤耕次郎氏がイチオシする逸品。

パテは厳選した上質な牛粗挽き肉で、牛肉の旨味をストレートに味わえます。みじん切りしたオニオン、コクのあるチェダーチーズ、脂のおいしいベーコン、みずみずしいトマト、酸味のあるピクルスなど、具材が豊富でバランスがとれているのです。

 

10年以上愛され続けている定番のハンバーガーをテイクアウトで楽しめるのも、今ならでは!

 

■予約方法
・予約は、電話03-5323-3635(受付11:00~19:00)へ

 

■商品の受け渡し
・受け渡しは11:00〜19:00、2階「ペストリー ブティック」にて

 

※価格は税抜
※ジランドールの店内営業は、6月12日よりしばらくの間、金・土・日のみ。ランチは12:00〜L.O.14:00、ディナーは17:00〜21:00(L.O.20:00)となります

2. 天重弁当

山の上ホテル「てんぷらと和食 山の上」|東京・御茶ノ水

かき揚げ、海老や野菜などの天ぷらが豊富なので、すごいボリューム!(写真:山の上ホテル)

サクサクの天ぷらとタレが染み込んだご飯とが渾然一体となる天丼は、ことさらにおいしいもの。天ぷらの名店である、山の上ホテル「てんぷらと和食 山の上」が「天重弁当」2,700円を数量限定で販売しているとあっては、食べ逃がすわけにはいきません!

 

海老とアオリイカをたっぷり用いた大きなかき揚げが主役になっているので、しっかりとした重量感があって大満足です。甘味のある海老2尾、さっぱりとしたイカの大葉巻き、季節の野菜2種が添えられており、色々な匠の天ぷらを楽しめるのもうれしいところ。

 

香りが際立つ独自にブレンドした胡麻油100%で揚げてあり、冷めてから旨味がより一層引き立つのもおすすめの理由です!

 

■予約方法
・店頭販売のほか、予約も承っています(7月1日からは予約必須)
・予約・問合せは、代表電話番号03-3293-2311(受付9:00~17:30)にて
・受け取り希望日の前日正午までにご予約ください

 

■商品の受け渡し
・お受け取りの予約時間に1階「ホテルショップ ヒルトップ」(営業時間11:00~20:00)にて
・車で来館の場合は、ホテル正面玄関脇の駐車場をご利用ください

 

※価格は税込
※てんぷらと和食 山の上の店内営業はしばらくの間、朝食はルームサービスのみ、ランチは11:30〜15:00(L.O.14:30)、ディナーは17:00〜21:00(L.O.20:00)となります

 

3. カレーラクサ

シャングリ・ラ ホテル 東京|東京・丸の内

アジア料理ならではのスパイシーさがありながらも、マイルドな味わい(写真:シャングリ・ラ ホテル 東京)

ホテル特製カレーといえば、最もハズレのないメニューのひとつ。欧風カレーがそのほとんどを占める中で、アジア風カレーのテイクアウトもあるのです!

 

シャングリ・ラ ホテルは香港を拠点にし、アジアを中心に展開する高級ホテル。「カレーラクサ」1,800円は、海老から出汁を取った旨味のあるスープが癖になると話題になっています。

インドネシアの生姜であるガランガル、ウコンエキス、キャンドルナッツ、レモングラスなどが使われているので、非常に風味が豊か。ココナッツミルクが加えられており、まろやかで自然な甘味に仕上がっています。

 

あまり辛くないので、幅広い年代に大好評。大きめの海老やホタテ、イカやチキンもふんだんにトッピングされているので食べ応えも十分です! 提供は、当分の間実施する予定とのこと。

 

■予約方法
・予約は、受取当日10:00までに電話03-6739-7264、またはメールrestaurantrsv.slty@shangri-la.comにて

 

■商品の受け渡し
・お受け取りの予約時間(11:30、12:00、12:30)に、1階「ザ・ブティック by シャングリ・ラ」にて
・支払いは現金のみ

 

※価格は税込

 

4. シャリアピンステーキ

帝国ホテル 東京「ガルガンチュワ」|東京・有楽町

噛めば噛むほど旨味が増し、ビーフの食味を堪能できるオリジナルステーキ。※付け合わせは変更となる可能性あり(写真:帝国ホテル 東京)

ご馳走の定番として、ステーキが挙げられるのは間違いないでしょう。その中でも選ぶなら、日本を代表するホテルである帝国ホテル 東京「ガルガンチュワ」の「シャリアピンステーキ」4,300円は絶対に外せません!

 

「シャリアピンステーキ」は1934年に「ニューグリル」料理長の筒井福夫氏が考案したオリジナルのステーキで、歯痛を患うオペラ歌手フョードル・シャリアピンのために作られました。

すき焼きからヒントを得て、肉をよく叩き、タマネギに漬け込んでから焼かれているので、とてもやわらかいのです! ソースの代わりにたっぷりとのったオニオンソテーが醸し出す奥深い滋味も特徴。

 

ホテルのスペシャリテを自宅で堪能できるのはうれしいことですよね。

 

■予約方法
・予約は、電話番号03-3539-8086にて

 

■商品の受け渡し
・お受け渡しは11:00~18:30、ガルガンチュワ店頭にて

 

※価格は税込
※ガルガンチュワの営業はしばらくの間、11:00~18:30となります

 

5. 彩り 六段重

パレスホテル東京 日本料理「和田倉」|東京・丸の内

日本料理のフルコースをテイクアウトで体験できる六段重(写真:パレスホテル東京)

日本における究極の弁当は、多種多彩な料理を楽しめるお重ではないでしょうか。ホテルのお重ともなればハードルが高そうですが、ハレの日にはちょっと頑張って手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?

 

パレスホテル東京の日本料理「和田倉」料理長の宮部敬二氏が紡ぎ出す、「彩り 六段重」12,000円は圧倒的なスケール感。突き出し、焼き物、揚げ物から、強い肴(しいざかな)やお食事までが揃った完璧なテイクアウトお重なのです!

特に注目したいのが、メインの近江牛のリブロースを使用したすき煮と鰻の蒲焼き。前者はきめ細かな食感と上品な甘味です。後者は大隅半島の良質な地下水で健康的に育てられた鰻なので旨味がたっぷり。

 

特別な日には、本格的な日本料理を体験できるテイクアウトを利用してみてはいかがでしょうか?

 

■予約方法
・テイクアウトの予約は、レストラン予約課電話番号03-3211-5307(10:00~18:00)、またはオンライン(事前決済)にて
・ドライブスルーご利用の場合は、オンライン予約(事前決済)のみ
・受け取り2時間前までの事前予約制です

 

■商品の受け渡し
・受け渡しは11:30~19:00、B1「スイーツ&デリ」店頭にて
・ドライブスルーご利用の場合は、ホテル正面玄関にて

 

※価格は税抜
※日本料理「和田倉」の店内営業はしばらくの間、ランチは11:30~14:30、ディナーは17:30~22:00(L.O.20:30)となります

 

 

※時節柄、テイクアウトメニューの内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

 

文:東龍