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〈おいしいお取り寄せ〉
新型コロナウイルスの影響で外食も自粛ムード。食べログマガジンでは連載〈おいしいテイクアウト〉でテイクアウトグルメを紹介してきたが、テイクアウトの場合、エリアが限定されてしまう。そこで郵送対応可能なレストランのお取り寄せを紹介する〈おいしいお取り寄せ〉も開始した。家庭では作れない、プロならではの「非日常の味」が明日への活力になる。週1回でも月1回でも、特別なメニューが届けば食卓も華やぐ。さあ、もっとお取り寄せを活用して、日本の素晴らしい飲食店を応援しよう。
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※お取り寄せは期間限定の場合も多く、日々内容も変化するため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※本連載はお店のSNS等の情報をもとにメニュー名・価格・提供時間等を記載しております。
レストラン アラジン 【広尾・フレンチ】
東京・広尾にある「レストラン アラジン」は「The Tabelog Award」で4年連続ブロンズを受賞しているフランス料理の実力店だ。
オープンは1993年、丁寧な仕事の骨太な料理がフランチファンから支持されている。オーナーシェフ、川崎シェフの料理に影響を受けた料理人も数多くいるという。
そんな東京を代表するフレンチの料理がお取り寄せ可能というので、早速編集部でもオーダーしてみた。
お取り寄せメニュー
・ポークリエット:870円 ・ホロホロ鳥とフォワグラ、里芋、牛蒡、木の子のガランティーヌ:1,000円 ・ホタテ貝のクネル、アメリケーヌクリームソース:1,300円 ・仔羊と野菜の白ワイン、トマト煮込み:1,200円 ・ドイツ産ホワイトアスパラガス 約 200g:1,800円 ・フランス産鶉の詰め物ロースト、カレー風味ソース1羽:1,800円※価格はすべて税込 ※商品は都度変更あり ※最新の情報はお店の方にご確認ください。 |
今回はコース気分を味わうため、「ポークリエット」「ホロホロ鳥とフォワグラ、里芋、牛蒡、木の子のガランティーヌ」「ホタテ貝のクネル、アメリケーヌクリームソース」「仔羊と野菜の白ワイン、トマト煮込み」をオーダー。ネットのECサイトで簡単に注文できた。
ポークリエット
アラジンといえば思い出すのが「ポークリエット」。今でこそリエットは珍しくないが、アラジンがオープンした頃の東京ではバター代わりにリエットが出てくるお店はあまり多くなかった。この「ポークリエット」をパンに塗ると白ワインが進み過ぎたことを思い出す。そんな思い出の味が家でも食べられるのだから、それだけでも興奮してしまう。
ホロホロ鳥とフォワグラ、里芋、牛蒡、木の子のガランティーヌ
前菜に選んだのは「ホロホロ鳥とフォワグラ、里芋、牛蒡、木の子のガランティーヌ」。カットされた状態で個包装になっているので、お皿に出すだけでお店さながらの前菜が食卓に。ホロホロ鳥はしっとりと上品な食感で、フォワグラのねっとりとした旨みがワインを誘う。驚くことに、このクオリティでお値段たったの1,000円!
「ホタテ貝のクネル、アメリケーヌクリームソース」
続いて温かい前菜に選んだのは「ホタテ貝のクネル、アメリケーヌクリームソース」。川カマスのクネル、リヨン風という料理をホタテ貝でアレンジ。ザリガニソースの代わりにアメリケーヌソースにクリームを加えたソースが濃厚。真空パックからグラタン皿に出してトースターで温めるだけの簡単調理も嬉しい。
「仔羊と野菜の白ワイン、トマト煮込み」
メインには「仔羊と野菜の白ワイン、トマト煮込み」を。オーストラリア産仔羊肩肉と香味野菜とトマトを白ワインでゆっくりと煮込んだフランスの家庭料理だ。この日はショートパスタを加えたが、クスクスやバターライスなどとも合いそうだ。
こんなに本格的なフランス料理なのに、ほとんどの料理が1,000円台という良心価格。量もたっぷりなのでシェアも可能だ。
お家フレンチ、お試しあれ。