〈教えて! 祇園の宏美ママ〉

生粋の京都人に普段使いのお店を教えてもらいたい! そんな企画を叶えるべく、ナビゲーターをお願いしたのは、なんと祇園のお茶屋が母方の実家だったという宏美ママ。幼少期から京都のど真ん中で呼吸してきたホンモノの京都通に、とっておきのお店をおすすめしてもらいましょう。

「おはぎ」買うなら?

京都はおいしい和菓子の宝庫。その中でも秋のお彼岸の時期に欠かせない「おはぎ」をいただくと、季節の移り変わりを感じますよね。

今回はとっておきの「おはぎ」を宏美ママに教えてもらいました。

白(祇園四条)

1軒目は祇園四条駅から徒歩5分、初音小路にある「白(ハク)」。2018年オープンと京都では新しいお店ですが、「おはぎ」をはじめとする和菓子の上品なおいしさにリピーター続出の人気店です。

外観 写真:お店から
 

宏美ママ

もち米と、和三盆糖で炊かれた粒餡のおはぎが竹皮の籠に6個入り。優しい甘さで軽やかどす。予約が確実。

「おはぎ」6個入 2,200円 写真:お店から
 

宏美ママ

お茶をいただきながらお品を待ちます。 他のお菓子やむしやしないも洗練されたものが並んでいて、おつかいもの、自宅用に買いたいものばかり!

内観 写真:お店から

小多福(祇園四条)

2軒目は同じく祇園四条から徒歩10分ほどにあるおはぎ専門店「小多福」。12種類のオリジナリティあふれるおはぎがそろいます。

小多福のまごころセット(12種・箱入り)3,090円 写真:お店から
 

宏美ママ

小ぶりでまん丸なおはぎは常時12種類置いたはります。粒あん、こしあん、きなこ、ごまの定番以外は月替わりで、9月は和栗、ラムレーズン、ピスタチオなど!

贈り物にもピッタリ! 写真:お店から
 

宏美ママ

創業者の女将さんから引き継がはったお豆腐屋さんが母体なので、濃厚な豆乳の京抹茶ラテも人気どす。水、金、土、日が営業日ですが、詳しくはサイトを。

外観 写真:お店から

教えてくれた人

古川宏美(宏美ママ)

1969年京都生まれ。平安女学院高校、追手門学院大学卒業。会社員3年の後、母方の家業、祇園甲部のお茶屋を継ぐ(4代目の現在は紹介制のお座敷バー)。子供の頃から食いしん坊話が親族内にいくつもあり。お酒も大好き。店の周年に来てもらうほど、ポンキッキ時代からガチャピン偏愛。趣味は長唄三味線、華道、観劇(歌舞伎、古典芸能、歌劇、ミュージカル、新喜劇等々)。

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

文:古川宏美・食べログマガジン編集部

※価格は全て税込