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【最旬ヘルシーアドレス】
vol.9 東京・表参道「LIVING ORGANICS JUICE & PLACE(リビングオーガニックス ジュース&プレイス)青山店」
神戸・芦屋で人気のコールドプレスジュース専門店が、満を持して東京初出店! 表参道の「ジョンマスターオーガニック トーキョー」内に、2018年4月25日、オープンした。
2年前、神戸に誕生した「リビングオーガニックス」は、ジュースクレンジングとスタジオレッスンの2軸からヘルシーなライフスタイルならびにホリスティックビューティをサポートしてきた、アトリエ兼セレクトショップ。子どもや家族の健康のために自然派食材への関心度が高い女性が多く住む芦屋。そこで得た知見をいかし、味わいや見せ方を刷新したメニューは、栄養価のバランスもさることながら、よりおいしくのみやすいものに仕上がった。
西日本の野菜を中心に、安心&おいしいメニューを
コールドプレスジュースをメインに、使う野菜や果物は西日本のものが中心で、地元である兵庫県や高知県の農家より直接仕入れているそう。なかでも高知の野菜とは縁があり、刈谷農園の無農薬ショウガ、おかざき農園のトマトなどがそれ。産地に足を運びお互い顔が見える付き合いを続けることで得られる信頼関係があるからこそ、自信をもってメニューを構成できるし、今後は作付けからお願いする予定もあるとか。
“味のデザイン”により、続けられるおいしさを実現
コールドプレスジュースの材料は可能な限り無農薬・有機栽培・自然農法 の野菜や果物を使用。野菜のみで作られる「オール ベジー」と、野菜をメインに果物をプラスした「フルーツ&ベジー」の2種類を展開。どちらも、おいしさ第一をモットーに、味の完成度、バランスのよさを目指した。例えば、苦味を緩和するためにトマトなど野菜のもつ甘みを用いるなどがそれ。ゆえに、「オール ベジー」もとても飲みやすく、芦屋店では、野菜が苦手な子どもたちからも「おいしい!」と支持を得ているとか。
栄養バランスへの配慮もぬかりない。コールドプレスジュースは、約1kgもの旬の野菜やフルーツが1本に凝縮されている。メニューは、料理研究家の杉山 文さん、同じく料理研究家で淡路島在住のどいちなつさん、野菜ソムリエの伊藤由香さんらが監修。おいしさと栄養のバランスが取れたシーズンメニューの提案もあり、飽きることなく続けることができる。
(左)
ディープデトックス(All Veggie)1,200円(360ml)1,600円(550ml)
(中)
ホワイトビューティ(Veggie Fruits)900円(360ml)1,150円(550ml)
(右)
冷え、むくみに効果的な、ビーツ、人参、パプリカ、ショウガ、レモンなどが入った、パワフルベジー(Powerful Veggie)1,050円(360ml)1,380円(550ml)
高知県産のいちごを贅沢に使ったヘルシーなパフェ
ソイ ホイップ パルフェ(ストロベリー)1,550円
芦屋店でも大人気! 高知県産のいちご「さちのか」「紅ほっぺ」を使ったパフェが青山店にも登場。いちごはすべて農家より直接仕入れている。パフェ1個につき12、13個つかう贅沢な味わい。オールブランのフレーク、イチゴとバナナと豆乳のスムージーを一度凍らせてシャーベット状にしたもの、豆乳のホイップを重ねて、イチゴをトッピング。食べられるのは5月まで。急いで!
暑い日のブレイクにもってこい!自家製シロップで作るスプラッシュは、ハーブがアクセント
(左)レモン・ジンジャー スプラッシュ 680円 (右)ライム・キウイ スプラッシュ 680円
夏にむけて爽やかなスプラッシュメニューもラインナップ。写真左は、高知の特別栽培の生姜、広島のレモンに自家製のジンジャーのシロップを炭酸で割ったもの。ローズマリーを添えることでスパイシーで大人の味わいに。
写真右は、5〜6月に収穫される国産のキウイを使ったスプラッシュ。喜界島のきび砂糖で作ったシロップに、防腐剤不使用ライム果汁を搾った。こちらはミントがアクセントに。
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撮影:小野広幸
取材・文:吉村セイラ