〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
haruna(東京・広尾)
2024年2月1日、「haruna(ハルナ)」が白金にオープンしました。2020年に閉店した白金高輪の人気店「ブラッスリー ハルナ」が場所を移転し、名前を変えての新たなスタートです。
「ブラッスリー ハルナ」は2012年5月に白金高輪にオープン。バス停近くにあり、まるでフランスにあるビストロのようなオシャレな外観を覚えている人もいるかもしれません。リーズナブルな価格ながらクラシックをベースとした本格的なフランス料理が食べられると評判。特にジビエは種類も豊富で、シェフの卓越した技術もあって高い評価を得ていました。
多くの人に惜しまれながら閉店した「ブラッスリー ハルナ」。満を持してファン待望のリニューアルオープンとなりました。
場所は東京メトロ・広尾駅から11分、白金高輪駅からは14分ほど。落ち着いた住宅街の中にあり、隠れ家のような趣があります。席数は20席。前店舗とは打って変わって和モダンなイメージの店内で、くつろぎながらおいしいお料理とお酒を心ゆくまで堪能できそうです。営業は、平日はディナータイムのみ、土日はランチからの通しなので、週末の昼飲みにもぴったりですね。
メニューはアラカルト中心。「ブラッスリー ハルナ」でも好評だったジビエも用意されています。シェフのおすすめは「炭火焼き仔羊ハンバーグ」。香り豊かな仔羊をハンバーグに仕立て、炭火でこんがりと焼きます。香ばしい匂いに食欲がそそられる一皿です。
訪れたらぜひ食べてみたいのが「ブーダンノワールの天麩羅」(1,320円)。ブーダンノワールは豚の血で作られたソーセージで、フランスのビストロではポピュラーなメニューの一つ。この定番料理をなんと「haruna」では天ぷらにしてしまいました。
シェフが「どこにもないメニュー」と語るようにオリジナリティあふれる一品。サクサクした衣とねっとりしたソーセージの食感のバランスが絶妙です。
ワインもシェフの料理に寄り添うものがそろっています。隠れ家のような店で季節の食材を生かした料理の数々とおいしいワインを楽しめば、心から癒やされる時間が過ごせそう。とっておきの場所として通いたくなるレストランです。
※価格はすべて税込。