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春の足音とともに活動的になる今日この頃。ショッピングや散歩のブレイクに、あんこスイーツはいかが。独創的なメニューと卓越したセンスで人気の、東西のあんこスイーツカフェより届いた、新作メニューをご紹介。あなたが食べたいのはどちら?
あんこスイーツのニュースタンダードがここに/東の「TORAYA CAFÉ」
東からは、創業約500年の老舗「とらや」の“あん”を使った、お菓子やカフェメニューが人気の「TORAYA CAFÉ」をご紹介。発祥は京都ながら、表参道、青山といった最先端のエリアにお店をかまえ、その伝統と現代の感性がおりなす商品に、感度の高い人々から支持されている。
「和と洋の素材同士の相性を大切にした、長く愛されるお菓子を目指した」というコンセプトが、そのまま生かされたカフェメニューが常に注目の的。そんな、あんこスイーツの可能性を見せてくれる「TORAYA CAFE」 より届いた、春の新作メニュー2つをご紹介。
さくらと桃のパフェ
季節替わりのパフェメニューからは、淡いピンクが春らしい新作がお目見え。桜もちを思わせる道明寺粉とさくらの花びらのゼリーに、白あんとさくらの豆乳アイス、桃色のおこし、白桃ゼリー、桃のクリームなどを重ねた。あんこと桃の相性のよさに開眼してしまうはず。ピンクと白にあんこのブラックが差し色になり、大人にふさわしいロマンティックな色合いも◎。
販売期間:3月1日(木)〜3月31日(土)
1,188 円(税込)
白あんのカステラ レモンクリーム
まろやかで上品な白小豆のあんの風味を生かしたカステラ。一口食べると、奥行きを感じさせるコクが。その正体は、隠し味として用いられた京都の白みそ。間に挟んだレモンクリーム、レモン風味のアイシングソースが爽やかさを添える。コーヒーとともに午後のうららかなひとときを過ごしたい。
販売期間:〜4/16(月)
724円(税込)
和洋の粋をミックスした「新趣」のお菓子/西の「あのん」
2015年6月22日に京都の祇園にオープンした「あのん」は、東京の大手百貨店が企画するあんこの催事での“目玉”になるほど、全国的に人気の高い和カフェ。ひらがなの始まりは「あ」で終わりは「ん」。その25番目にある文字が「の」。50音が繋がっていくようにあんこを通じて人と人との結びつきを大切にしたいという思いから、名付けられた愛らしい響きの店名が印象的。
佇まいやメニューは和とモダンを上手くミックスさせながらも、味わいや作りに関する姿勢は硬派。昔ながらの豆の味を絶やさぬように長年培ってきた「あんこ」づくりの技法を軸においているため、単純にあんこスイーツとして括ることのできない独創的な仕上がり。「目指すは和洋の枠を超えた“新趣”のお菓子」と掲げる、「あのん」より、カフェならではの3つのメニューをお届け。
あんぽーね
「あのん」の看板メニューをカフェ仕様に。滋賀県産の糯米「羽二重糯」を使った歯切れのよい最中皮。十勝産小豆をじっくり炊き上げたつぶあんと、マスカルポーネを使用した自家製クリームをお好みでサンドして。648円。
あんふぉんでゅ
新しいあんこスイーツ体験「あんふぉんでゅ」は見逃せない! 中央が仕切られた小さな鍋に入った「北海道十勝小豆のこしあん」と「西京味噌が隠し味のしろあん」をベースにあんぽーねにも使われているマスカルポーネチーズを入れてコクとまろやかさを出した2種類のフォンデュソース。フルーツやパイ、京都らしい生麩をディップして召し上がれ。
さらに、〆として残ったあんこソースで豆乳ラテを楽しめる。ふんわり柔らかな口当たりとさっぱりとした甘みはくせになることうけあい。1,296円。
あんぽーねパフェ
「あんぽーね」を使ったパフェはこちらのカフェならでは。おなじみの自家製のマスカルポーネクリームとたっぷりの粒あんを、パフェに合わせて口当たりを軽く仕上げているとか。そんな一手間がうれしくなる逸品。丸久小山園の抹茶を使った濃厚なジュレとアイスはほろ苦く、豊かな風味がクリームのまろやかさと好相性。1,080円。
そのまま食べるもよし、最中皮に付けて食べるもよし、お店でしか味わえない、ひと味もふた味も違う「あんぽーねぱふぇ」は、訪れても食べる価値あり!