春うらら、散歩日和な天気が増え休日を外で過ごすなら、手軽に食べられてお腹も満たされる、ベトナムのサンド「バインミー」片手にお出かけしたい。

1. 子供から大人まで、毎日食べても飽きのこない味を求めて

ベトナムサンドウイッチ Thao’s(タオズ)|元住吉

撮影:山田英博

 

元住吉駅から、徒歩3分。2015年にオープンした「ベトナムサンドウイッチ Thao’s(タオズ)」はオーナーシェフの小坂さんが、留学先のアメリカ・ポートランドで出会ったバインミーに魅了され、本場ベトナムや様々なお店でノウハウを学び独自に研究したのちにオープンしたお店。こちらで人気No. 1を誇るメニューが「自家製ベトナムハムとレバーパテ」レギュラーサイズ600円、スモールサイズ400円。メインの具材は、豚肉に豚耳、豚タン、鶏肉、キクラゲをチョップして型で固めたヘッドチーズ、豚ひき肉をヌクマム&砂糖で味付けしベーキングパウダーでもちもち感を出したソーセージ風ハム、鶏レバーにたまねぎ&にんにくで風味を加えたレバーペースト。全て手作りのこれらの具材に人参、大根、長ネギ、パクチーなどのフレッシュな野菜を一緒にバゲットに挟みこみ、食べた瞬間ふわっと香るパクチーとそれぞれの食感が相まって止まらなくなる美味しさ。

 

お店の外にあるカラフルな椅子に座ってゆっくり味わうのもおすすめ。

 

>>詳細はこちらから
一口食べたら恋に落ちる!?元住吉発、ベトナムサンドイッチの専門店

 

2. 鎌倉で人気のバインミーといえばここ!

mbs 46.7|鎌倉

写真:安彦幸枝

 

2011年のオープン以来、全国のパンラバーを虜にしている「mbs 46.7」。このお店で食べられる人気のバインミーは、その名も「バイン★ミー」550円。
同店が得意とするハード系のパンの中でも一番人気の「ナチュラルバゲット」に、近所の老舗精肉店「北村牛肉店」でこのバインミー用に特別に部位を選んで提供してもらっているという焼豚、自家製のレバーペースト、パクチーなどの野菜をたっぷり挟んで出来上がり。お店を取材したパンラバーひのようこさんも「バインミーのバゲットって、いわゆる“引きがある”(噛み切ろうとするとムギュッと伸びてしまう)ものだと、食べる時に具が出てきてしまったりして困るんですよね。この店のバゲットはハードすぎず、全体のバランスが絶妙。パクチーがたっぷり入っているのもいいんです」と絶賛。

 

鎌倉に行く際は必ず観光ルートに入れておきたいお店だ。

 

>>詳細はこちらから
夏の鎌倉とおいしいパン。パンラバー ひのようこさんが教えてくれた、お気に入りアドレス〈テイクアウト編〉

 

3. 選べるサイズは2種類、メインにもおやつにも選べるバインミー

エビス バインミー ベーカリー|恵比寿

恵比寿駅の東口前から徒歩1分。「エビス バインミー ベーカリー」はバインミー専門店として2017年にオープンしたお店。こちらでは専門店ならではの一から作り上げた自家製パンが特徴。バインミーのメニューは全部で9種類。通常のサイズに加えミニサイズもあり、がっつり食べたい時だけでなく小腹が空いた時にも食べられるサイズのバリエーションが嬉しい。+100円でパクチーやアボカドのトッピングができる他、+250円でベトナムコーヒーセットを追加することも可能。写真のメニューは女子受けNo.1の「エビチリマヨとアボカドのバインミー」780円(ミニサイズ550円)。大根、人参、キュウリのシャキシャキとした野菜のさわやかな味わいに、甘辛いスイートチリソースとパクチーの風味、そしてエビやアボカドのマイルドな美味しさも加わり、食べ進めるごとに味の変化が!

 

セットのベトナムコーヒーも味わえば、心は完全ベトナムへ誘われるはず。

 

>>詳細はこちらから
恵比寿に上陸!本格派バインミーを食べに行こう

4. イートイン限定! 出来立てのバインミーをどうぞ

パンとcafé えだおね|荻窪

 

撮影:山田英博

 

荻窪駅南口から徒歩3分。行列の絶えないお店として有名な「パンとcafé えだおね」はゆったりとしたイートインスペースを持つ人気店だ。こちらのお店で人気を誇るのは“世界のサンドイッチ”シリーズ。『キューバサンド』、『サバサンド』など、世界各地のサンドイッチを提供している中でもオープン当初から人気No.1に君臨し続けているのが「バインミー」600円。「使用するパンはバゲット。低温発酵で1日寝かせ、中はしっとり、外はパリッと焼き上げています。気泡がたっぷりと入っているので、見た目のボリューム感に反し、軽い食べ応え。女性の方でも、ぺろりと召し上がれます」とオーナーの竹内さん。そしてレバー嫌いな人が「これなら食べられる!」と喜ばれる大山どりを使用した自家製のレバーパテにサニーレタス、グリーンカール、ミント、コリアンダー、大根、人参のなますと沢山入った具材をまとめてくれるのは、スイートチリソースとニョクマムをベースにしたスペシャルソース。絶妙な甘酸っぱさでクセになる一品だ。

 

イートインで「バインミー」を食べた後はお土産のパンもお忘れなく。

 

>>詳細はこちらから
本格的なパンとともに一息つける、中央線沿線のサードプレイス

 

5. 日本におけるバインミーの王道を味わうなら

バインミー☆サンドイッチ|高田馬場

「ベトナムサンドウイッチ Thao’s(タオズ)」のオーナーが3年間、週1度アルバイトしていたこともある、高田馬場の有名バインミー専門店「バインミー☆サンドイッチ」。バインミーブームに先駆けて2010年にオープンしたこちらのお店は、地元の常連さんが沢山訪れる名店だ。ここで食べるべき人気メニューは、「ベトナムハム&レバーペースト」 600円。厚めに切られたレバーパテにボリュームタップリのハム、なますや野菜をパリッと食べ応えのある硬めのバゲットに挟んでいる。お好みで辛味ソースの追加(無料)やなますやパクチーの増量(有料)もできるので、自分好みの味を見つけたい。

 

オーダーは食券機で買った食券を渡す仕組み。レトロで庶民的な雰囲気も楽しみたい。

 

>>詳細はこちらから
断面萌えサンドよりフルーツサンドより、今年は断然バインミーに熱視線!