【食べペディア】ナン派?ライス派?実は南と北で異なる『インド料理』

 

インド亜大陸は広大であり、「インド料理」に関しても地域、民族、宗教、階層などによって多くのバリエーションが有るが、「北インド料理」と「南インド料理」に大別される。

 

北の主食は、チャパティ・ナーン・ローティーなど小麦粉製品のパン。牛乳やヨーグルト・フレッシュチーズ・ギーなどの乳製品を用いる。スパイスはクミン・コリアンダー・シナモン・カルダモン・ガラムマサラなどを多用する。米はバスマティ種のような細長い小粒の物が多く炊き込みご飯やピラフなどに用いる。

 

南の主食は米飯。ジャポニカ種に似た品種を用いるが、粘り気を抑えた炊飯法が好まれる。油はマスタードオイルやゴマ油。スパイスはクロガラシの種やカレーリーフを好む。乳製品よりもココナッツミルクを多用する。南インドは菜食主義者が多いこともあり、肉類の代わりに野菜を中心とした料理や魚を使った料理が多い。

 

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