【週末どこ行く?なに食べる?】

今週も気になる新店オープンや、週末行きたいフードイベント、知っておきたいスペシャルメニューなど、グルメ界隈はニュースでいっぱい。週末の予定にも役立つ鮮度の高い情報を一気にご紹介!

1. オープン直後から話題の日本橋髙島屋S.C.にパリ発「フォション ル・カフェ」が出店

日本橋髙島屋S.C.の本館と新館の間にある日本橋ガレリア内に9月25日、パリ発のトップフードブランド「FAUCHON(フォション)」によるカフェ「FAUCHON LE CAFE(フォション ル・カフェ)」がオープンした。

ベーカリーやペストリーなどカフェメニューをはじめ、朝食からディナーまで幅広いシーンで利用できるのが特徴。空間はパリ・フォションのショップデザインを取り入れたモダンなテイストに仕上がっている。

リンゴ飴に見立てたトマトのキュートな前菜「フルーツトマトのサラダ仕立て」(1,500円)やフォション伝統のメニューであるスペシャリテ「サーモンのパイ包み焼き」(2,800円)。贅沢なディナータイムを堪能してみて。

モーニングメニューは、フォションのジャムとバターでいただく「パン・ド・ミ トースト」(500円)や「クロックムッシュ」(850円)など。オムレツが味わえる「モーニング アメリカン」(1,600円)ほかセットも用意。ランチは、サラダとバゲット付きの「鴨のコンフィとマッシュポテトのオーブン焼き」(1,200円)やスペシャルランチ(2,300円)が楽しめる。

パリを思わせるテラス席やゆったり食事が楽しめる個室も。シーンに合わせて日常使いを。

 

※価格は税込

2. 今度のPARIYAはショートケーキの専門店併設!

日本橋髙島屋S.C.新館に9月25日、デリカテッセン「PARIYA」がオープンした。

おかずがセレクトできるお弁当のテイクアウトで人気の同店。今回のお店は、初のショートケーキ専門店「PARIYA SHORTCAKES(パリヤ・ショートケイクス)」を併設。45席のイートインスペースも設けており、買い物の合間に気軽に利用できるのもうれしい。

シンプルながらもキュートなルックスに思わずスプーンを入れたくなるストロベリークラシックショートケーキやモンブランショートケーキ、ウォルナッツチョコレートショートケーキなどがショーケースに並ぶ。1個用のオリジナルボックスもあり、プチギフトにも最適。季節に合わせたショートケーキのお土産は、贈っても受け取っても、心躍ること間違いなし。

3. 今年の美味しいハロウィンはヨックモックで!

ヨックモック青山本店ブルー・ブリック・ラウンジで9月28日から、ハロウィン限定の秋の新メニュー「ハロウィン パーティプラン」が登場。

季節の野菜を味わうパンプキンフォンデュやホロホロ鶏のバロティーヌ、秋の味覚のフィンガーオードブルなど、見た目もかわいいフードメニューをラインアップ。北海道産えびすかぼちゃのプリンや紫芋のモンブランなど、もちろんスイーツも充実。ビールやワイン、カクテルやソフトドリンクなど2時間のフリーフロー付きで、5,400円(税込)で楽しめる。

またプラス1,080円(税込)で季節限定マロンパイをハロウィン仕立てにした、スイーツLOVERにうれしいアップグレードプランも用意。提供は10月31日まで。美味しくてフォトジェニックなハロウィンタイムを過ごしてみては?

4. パリから初進出!「カフェ プルニエ パリ」が伊勢丹新宿店に

伊勢丹新宿店に10月5日、「カフェ プルニエ パリ」がオープン。仏・パリ16区にあるプルニエ・レストランの雰囲気をカジュアルにしたカフェ・プルニエ。今回が海外への初出店となる。

「食を軸としたライフスタイル体験」がこのお店のコンセプト。10席のカウンターではキャビアをサンドした「キャビアマカロン」(2,400円・税別 ※各日30食限定)や、「プルニエズシークレット」(2,750円・税別 ※各日30食限定)などが堪能できる。

「キャビアマカロン」2,400円(税別)※各日30食限定

 

世界中でもカフェ・プルニエ・パリ 伊勢丹新宿だけでしか味わえないキャビアマカロンはピエール・エルメ・パリとコラボレーション。ピエール・エルメ・パリがこの一品のために開発した生地で上質なキャビアをサンド。中にしのばせたジュレが隠し味に。

「プルニエズシークレット」2,750円(税別)※各日30食限定

 

オープン記念として、ファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールが、パリでいつもオーダーしていたというプルニエ・レストランの定番メニューが登場。ジュレで包んだポーチドエッグに、キャビアを贅沢に盛り付けた一皿。

 

キャビアやバリックサーモンなどフランスの高級食材を、シャンパーニュや日本酒とともに気軽に楽しめる新店だ。

5. ユニークなメニュー名も楽しい、イノベーティブなひと皿

10月1日、五反田に「イタメシ」がオープン。大人にとっては懐かしさを感じる店名のこちらは、全く新しいイタリアンと和食のフュージョン料理を提供。コース料理をメインに、今まで味わったことのないイノベーティブな逸品を堪能できる。

料理を手がけるのは、人気のイタリアンシェフと和食の名店 「目黒 太」の元料理長。店名にはイタリアンと板前の技の融合、という意味もかかっている。インパクトのある大ぶりな暖簾がはためく扉を開けると、店内はシンプルで洗練された空間で、大人の隠れ家のような居心地のよさ。料理は2種のコース(4,000円と6,000円・税別)。プラス3,000円(税別)で7杯のペアリングの用意。ドリンクはワインをメインに日本酒も充実。アラカルトのお料理、オリジナルカクテルもあり、気軽に利用できる。

こちらでは料理名もお楽しみの一つ。例えばコースでは添え物「交響食第一パン パパパパーン 笑って ハイチーズ!!」、先付け「P.P.A.P」、八寸「目黒川と桜」、お凌ぎなのに「酢豚」!?、焼物「カルボナーラ米と自由自由」など、どんな料理が出てくるか想像がつかないほど。ただ味には一切の妥協なし。「元祖 フォアグラトマト」はお店の代名詞となる逸品。食べ進めるうちに「次はどんな料理が出てくる?」と会話も弾みそうだ。

八寸「目黒川と桜」

「元祖 フォアグラトマト」

「お椀 緑+平和」

 

メニューも料理名も、空間も、他とはひと味違うワクワクが加わった新感覚の“イタメシ”、ぜひお試しを。

文:秋吉真由美