売り切れ御免!食べないと後悔する数量限定メニュー Vol.2

食いしん坊ITジャーナリストがこっそり教える、限定肉はレアで食べる!

「限定」と書いてあるだけで思わず食べたくなるのはなぜでしょう? 数が限られているからこそ、私たちはそれをより美味しく感じられるのかもしれません。そのお店に行ったら必ず食べるべき限定メニューを、食通の常連さんに教えてもらう当連載。今回はITジャーナリストの本田雅一さんが愛してやまない2つの限定肉メニューを紹介します。

限定レア肉その1:この〆目当てに通う!人気焼肉店の限定茶漬け

サーロイン茶漬け980円(税別)。瀬戸内産天然岩海苔、ネギ、山葵、炒りごまを添えて。ナムル付き。

 

「『焼肉とワイン 醍醐 銀座店』は厳選したA5ランクの和牛をグループで一頭買いしているダイゴインターナショナルが展開する焼肉店で、いつ行っても安定した品質の肉が味わえます。なかでも行くと必ず注文するのが限定メニューのサーロイン茶漬けです」と語る本田さん。

「ご飯にサーロインの薄切りがのっていて、岩海苔と胡麻が多めに入っていて風味豊か。脂っぽいものはあまり得意ではないのですが、これは香ばしい玄米緑茶を使った熱々の出汁茶とあいまって、焼き肉を食べた後でも〆ものとしておいしく食事が終えられます」と大絶賛。

サーロイン茶漬けはA5ランクの和牛を贅沢に使った銀座店オリジナルメニュー。長野産のみゆき米にサーロインの生肉をのせ、特製の鰹出汁をたっぷりとかけていただきます。

 

「このクオリティで980円は絶対にお得! ただ限定10食なので、なかなかありつける機会が少ないかもしれません。〆のメニューではありますが、僕はいつも入店と同時にまずこれを注文しています(笑)」

限定レア肉その2:もはやユッケ!?肉の旨みがじわりと広がるレアハンバーグ

「こちらも限定5食とハードル高め。だから僕はいつも予約時に注文しておきます」というのは、恵比寿『カルネジーオ イースト』の和牛レアグリルハンバーグ

和牛レアグリルハンバーグ1,600円(税別)。お好みでマスタードを付けて。(写真:お店から)

出典:はるぽん9さん

 

「こちらは飯田橋の『トラットリア グランボッカ』や北参道の『タンタボッカ』の系列店にあたる肉イタリアンで、肉料理がおいしいうえに比較的リーズナブル。限定の『和牛レアグリルハンバーグ』は、その日一番上質なランプ肉の部位を叩いてシンプルに味付けした肉を、黒毛和牛の脂を引いたフライパンで表面だけさっと焼いたハンバーグ。ハンバーグといっても中はまだレア状で、イタリアンな味付けをした洋風味のユッケです」

春菊バクダン950円(税別)。(写真:お店から)

 

前菜代わりにオーダーして、おつまみ感覚でみんなでシェアして味わうのが本田流。そこにもうひとつのお気に入りメニュー、春菊のサラダを添えるのがお決まりのコースなのだそう。「春菊のサラダは塩を振ってライムをかけただけと実にシンプル。だけどそのシンプルな見た目を裏切るおいしさで、お肉との相性もばっちり。この二品をお酒の肴に味わうともう最高。合わせるお酒はワインもいいけれど、イタリア産のアロマティックなビール『32』と合わせるとその後の食欲も増して、どんどん食が進みますよ!」

教えてくれたのは

ITジャーナリスト

本田 雅一さん

 

IT、モバイル、オーディオ&ビジュアル、コンテンツビジネス、ネットワークサービス、インターネットカルチャー。テクノロジーとインターネットで結ばれたデジタルライフスタイル、および関連する技術や企業、市場動向について、知識欲の湧く分野全般をカバーするコラムニスト。

 

取材・文/小野寺悦子

撮影/石渡朋(醍醐 銀座店)