ほかの王道スイーツにも注目!

取材時(10月)のフルーツは黒いちじく。「黒いちじくショートケーキ」780円

黒いちじくと生クリームを3層のスポンジ生地でサンド。トップにはメレンゲをあしらい、フランス菓子の「ムラング・シャンティ」を思わせる佇まいに。生クリームは脂肪分を抑え、軽やかな味わいに仕上げています。

上にのったメレンゲの食感も楽しい

中層には、赤ワインビネガーとスパイスを加えた黒いちじくのジャムを忍ばせています。フレッシュな果実のおいしさとジャムにした時の濃厚な味わいと、黒いちじくの異なる味わいを楽しめるのが、このショートケーキの最大の魅力です。
また、しっとりしたスポンジ生地に、軽やかな生クリームが好相性。スポンジ生地に生クリームの水分がなじみ、フルーツとの一体感も楽しめます。フルーツは季節によって変わるため、訪れるたびに新しい味に出会えるのがうれしいですね。

「シュークリーム」360円

同店の「シュークリーム」は、大福をイメージした食べやすいサイズが特徴。シュー生地の上にアーモンドクリームを絞って焼き上げ、パリッとした食感に。中にはバニラビーンズを加えたみずみずしいカスタードクリームがたっぷり入っています。

カスタードクリームは後味すっきり

バニラの豊かな風味が広がるカスタードクリーム。すっきりとした味わいで、香ばしいシュー生地とのバランスも絶妙です。パリッと香ばしいシュー生地とカスタードクリームが口の中でなじみ、見た目以上に軽やか。食べやすいサイズ感なので、シュークリーム片手に商店街を散策するのもよさそうです。

人気パティスリーのさらなる発展

できたてだからこそ楽しめる、特別なスイーツも作りたいと話す

「今はテイクアウトを中心としたカジュアルなお店ですが、今後はサロン・ド・テ(喫茶室)のように、その場でしか味わえないスイーツにも挑戦したいですね。ガストロノミーの料理のように、今よりも手の込んだ、複雑なクリエーションにも取り組みたいという構想はあります」。最後にそう話してくれた後藤シェフ。

同店ではフレンチクルーラーも販売。パティスリーやレストランでフレンチクルーラーを手掛けた後藤シェフは、この分野のパイオニア的存在

フランス菓子の確かな技術をベースに、自由な発想で生み出される「Equal」のスイーツ。日常のおやつとして気軽に楽しめる親しみやすさと、一口ごとに感じる繊細な工夫が魅力です。
幡ヶ谷を訪れた際には、足を運んでみてください。

※価格はすべて税込

教えてくれた人

はなとも
日本スイーツ協会認定のスイーツコンシェルジュ。スイーツ専門のライターとしてさまざまなweb媒体で記事を連載中。著書「スイーツ男子はなともの I love パンケーキ」(KADOKAWA)、はなとも監修パンケーキミックス粉、その他、監修商品やコラボメニューなど多数。前職はお花屋さんという異例の経歴を持つ。

文:はなとも、食べログマガジン編集部 撮影:ジェイムス・オザワ