〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
L’HISTORIQUE(東京・代官山)

2026年9月23日、東急東横線の代官山駅から徒歩約3分の静かなアプローチに、パティスリー「L’HISTORIQUE(リストリック)」がオープンしました。
手がけるのは、数々の名店で研鑽を積んできたシェフパティシエの浅井拓也氏。24歳で「オテル・ドゥ・ミクニ」のシェフパティシエに就任後、フランスの名店で経験を積み、帰国後は再びオテル・ドゥ・ミクニのシェフパティシエを務めた実力派。2023年からは「Dining 33 Pâtisserie à la maison」のシェフパティシエを務め、2026年9月よりL’HISTORIQUEをスタートさせました。

L’HISTORIQUEは、浅井氏がフランス菓子の長い歴史と伝統技術に深い敬意を払いながら、自身の歩んできたキャリアと感性を重ね合わせた新しいスイーツの世界を提案するお店。
ブランド名である「L’HISTORIQUE」は、フランス語で“歴史的な”という意味を持つ言葉です。浅井氏が一貫して大切にしているのは、フランスで生まれた菓子へのリスペクトと、軸をぶらさずに本質を追求する姿勢。
その確かな伝統技法をベースに、日本の四季折々の果実や素材、長年培ってきた技術を注ぎ込み、一つひとつのお菓子を丁寧に仕立てています。

ショーケースを彩るプチガトーは、これまで浅井氏が手がけてきた品々を現代の感覚で再構築したラインアップ。なかでも同店のシグネチャーガトーである「シュー ア ラ クレーム」(550円)は、浅井氏の原点ともいえる特別な一品。
地元・青森県弘前のケーキ店で出会ったカスタードクリームの香りに心を動かされた記憶を胸に、王道でありながら繊細な味わいに仕上げられています。

さらに、クラシックな「サントノーレ」(1,100円)や「モンブラン」(1,200円)、「タルトシトロン」(1,000円)など、洗練された生菓子がずらりと並びます。

テイクアウトのプチガトーや焼き菓子、マカロンだけでなく、店内に設けられたカウンター6席のイートインスペースも見逃せません。

浅井氏の故郷・弘前の風景から着想を得た落ち着いた空間で、できたてを味わう「アシェットデセール クレームダンジュ」(2,500円)や「パフェ トルシュ オー マロン」(2,950円)を提供。ライブ感とともに、スイーツの新しい魅力を多面的に楽しめる仕掛けとなっています。

2026年10月28日には伊勢丹新宿店への出店も決定している同ブランド。フランス菓子の伝統と現代的な感性が美しく響き合う、代官山の新たなスイーツの目的地となりそうです。
※価格はすべて税込です。


