【噂の新店】亜良弥
人気は昼の選べる定食!
2024年に惜しまれつつ幕を閉じた、元町・南京町の人気和食店「あら家」。2026年5月、店名と場所を新たに、「亜良弥」が三宮にオープンした。生田新道沿いにあるビルの4階。エレベーターを降りると、店主が自ら描いた木製の店名プレートが迎えてくれる。


店主の荒川公成さんは神戸市出身。魚釣りを愛し、自然と食の世界へ。和食店で腕を磨いたのち、全国でダイニングの立ち上げを長年手がけてきた。いわば、店づくりのプロなのだ。自分の店を持ちたいと考える中、神戸へ戻り前店をオープン。コロナ禍となり、荒川さんが特に重視したのはランチ。「最初は夜の営業だけをする予定だったが、世の中が止まっていても働いている方はいる。その方々がランチに困るだろう」と思いランチをスタート。その思いは今も健在で、昼の看板はたくさんのおかずが味わえる定食だ。

いただけるお料理はこちら!
まずは人気の昼の定食をご紹介。お造り定食、ローストビーフ定食などもあるが、一番人気は亜良弥定食。メインは4種類から好きなものを2つ選べるスタイルで、少しずつ多品目を楽しめるのが魅力。コスパ最高で、栄養満点、女性客が9割以上というのも納得だ。
メインはスイートコーンのクリームコロッケとサワラと豆腐の煮付け。副菜は自家製ごま豆腐と紫芋まんじゅう。小鉢はサラダ、鱧皮の酢の物など。丹波篠山産コシヒカリのご飯、漬物、味噌汁。そして、バターの香りがふわりと広がるクラシックなミニフィナンシェ。新店オープンに合わせて、荒川さんが納得のいく味にたどり着くまで試作を重ねた自信作だ。

ディナーは荒川さんが「旬のいろんなものを少しずつ食べられるように」と考えた構成。量は女性2人で取り分けられるほどだが、3人分など臨機応変に対応してくれる。アラカルトは50種ほどがスタンバイ。コースは3,000円〜ご予算に応じてリクエスト可能。
必ず味わいたいのは藁焼き。今回はカツオだが、サワラ、ブリ、伝助穴子など時期によって素材は変わる。玉ネギ、長ネギ、大葉、ミョウガ、ゴマを使ったたっぷりの薬味とポン酢でカツオを頬張れば、藁焼きの香りが口いっぱいに広がる。


表面はカリッ、中はもちっとした食感が楽しい蓮根まんじゅう。やわらかい蒸し穴子と一緒に味わうと、鰹だしの餡がふわんと香る。

「うなぎのチーズオムレツ」。「うなぎとチーズは意外と相性がいいんですよ」と荒川さん。刻んだうなぎを半熟卵でとじ、山椒とうなぎのタレでまとめた一品。

ドリンクも幅広い。自家製果実酒はオレンジ×ローズマリー、マンゴー、苺など、甘みを抑え料理に寄り添う設計。唎酒師でもある荒川さんが選ぶ日本酒は、産地にこだわらず、魚に合う酒がスタンバイ。ノンアルコールドリンクも豊富で、飲める人も飲めない人も楽しめる。

誰もが気軽に来られる和食
「値段の高い店は好きじゃないんです。誰もが気軽に来られるような店でありたい」と語る荒川さん。まずは盛りだくさんの昼の亜良弥定食を味わい、この店の実力を実感してみて。



