小池さんおすすめの「オーダー必須」のメニューとは?
鮮度の高さを味わえる、ここでしか食べられない小池さん厳選のメニューを紹介。クラシックな奇をてらわない素材を楽しむユッケから、ひとフックある梅ダレでいただく極上のタン、リピーター続出の「ツラピー」や「ミノパクチー」、水からこだわる〆の麺まで、脳裏に焼きつく数々の名物メニューを堪能してほしい。

中目黒店と赤坂のはなれでのみ展開する、新鮮な「和牛ユッケ」は見逃せないメニューのひとつ。こんもりと盛られたユッケに、卵黄、オニオンスライス、大葉が添えられた、一見クラシックな王道スタイル。仕入れによってイチボが登場するなど部位は変動するが、この日は肩サンカクを使用。にんにくが利いたタレユッケの、ぬるりんと喉を通るなめらかさと極上のおいしさは、至福のひとときを約束する。

小池さん
うーん(唸る)! おいしい! 生ユッケの主流はとろける細めが多いのですが、こちらは食べ応えのある大きいカットが特徴。いや~おいしすぎる極上の和牛でこの値段、いいんですか? これだけでも幸せですが、あったかいライスにのせてもきっと最高ですよ。
「必ずオーダーします!」と小池さんが推すのは、数量限定の特選の生タン塩。和牛タンの根元の一番いいパーツを贅沢に食べられるのは、いい仕入れルートが確保できている証。パセリとレモンが添えられた、最近レアな昔のスタイルの盛り付けが、どこか懐かしい気分に。虜になるファンが続出の「梅ダレ」にも注目。上質ないいお肉の脂と梅の酸味との調和が、病みつき必至!



小池さん
ちょうどいい厚みで、何枚でも食べられる和牛タンの根元は、僕の一番好きなタイプです! 味付けは上品すぎずインパクトをしっかり残す、胡麻油、塩のパンチが利いていてバランスがいい。タンはネギがのっていない限りレモンでは食べないので、梅ダレでいただくタンは本当においしいです。
“ツラピー”と聞いてわかる人は、焼肉通! というのも、店主が某・取材拒否有名店で食べたコメカミ&ピーマンの通称“コメピー”を食べて刺激を受け、インスパイアされ生まれた、ツラミ&ピーマンのメニューだ。スジのある硬い食感の頬肉ツラミは、焼くことで旨みがぎゅっと凝縮して出てくる味わい深い部位。火入れしたフレッシュなピーマンと肉を上手につなぐ、パンチの利いた“ツラピーのタレ”が、いい仕事をする。



小池さん
瑞々しくシャキッとしたピーマンと、しっかりとした弾力のあるツラミの食感とのコントラストが交差し、がっつりパンチの利いたアツアツのタレがびっくりするくらいすごく合う! 本家と近いけど負けない味わいの、ピーマンとのマリアージュが最高です。
ぷっくりとした分厚いぷりぷりのミノも、こちらの人気メニュー。しっかりとした厚みのあるミノは、US産を厳選して使用。胡麻油のタレにパクチーをのせて、焼いたミノをオン。ミノ特有のサクサク食感とクセのあるパクチーの意外な組み合わせにハマること間違いなし。もともと常連さんがパクチー好きで生まれた、“山川ダレ”と呼ばれていた特別メニューのパクチーダレは、お酒のつまみとしてもいい。パクチー好きは必食です。




小池さん
ミノの食感のよさが大好きで、最近での断然トップのミノかもです。こちらは和牛中心なのに、ミノは分厚いUSを選んでいるあたり、信頼できます。厚みのある肉にしっかりと深く包丁を入れているカットが素晴らしい。カットを見ていい仕事をしているな!とすぐにわかるんですよね。
〆のメニューも忘れずにオーダーしたい! 店主が死ぬ前に絶対に食べたい、実家で食べる麺を東京で再現したという盛岡冷麺は、見た目も器もクラシックな王道であることがウリ。牛と鶏をベースにしたスープは、水にもこだわり、麺の締め方などにも妥協しない。マイルドな味を作る調味料にもこだわり、ほんのり出汁の甘みが広がる盛岡冷麺に、店主の本気を感じられるはずだ。



小池さん
流行りのオシャレ焼肉とは一線を画し、何十年もやってきたような町焼肉感があるのがこちらのいいところ。アラカルトでオーダーできるから、好きな食べたいものをちょこちょこなんてこともでき、焼肉ハシゴに寄るのにもちょうどいい。午前3時半までやっているし本当に何を食べてもおいしいのに、プライスもとてもいいです。全部のお肉が、焼きやすくて食べやすい大きさや厚みにカットしてあり、お客様に優しいなぁって。町焼肉のような落ち着く雰囲気だから、またすぐに来たくなります。
※価格はすべて税込



