毎日なにかしら“〇〇の日”がありますが、来る6月16日は「和菓子の日」です！　和菓子をたくさん食べる日なの？と思った人がいたら、実は半分正解。

そのルーツは、お菓子を食べて厄除けと招福を願う嘉祥（かじょう）という行事から。江戸時代には宮中や幕府の重要な行事となり、幕府では江戸城の大広間に2万個（！）を超える菓子を並べ、将軍から大名・旗本へ与えたのだとか。明治時代になって廃れてしまいましたが、全国和菓子協会が1979年に「和菓子の日」としてよみがえらせました。

そんな幸せを願う「和菓子の日」にちなんで、特別な商品が登場します。

江戸時代の和菓子をとらやが再現

老舗和菓子店「とらや」より、「和菓子の日」にちなんだ商品が期間限定で発売。「嘉祥蒸羊羹（かじょうむしようかん）」1本2,160円（税込）は、江戸時代に嘉祥の行事で江戸城大広間に並べられた菓子の一つを再現したもの。

夏負けの防止効果があるとされる黒砂糖を加えて作った、小倉の蒸羊羹です。黒砂糖の餡に小麦粉と葛粉を混ぜて蒸し上げた、もっちりとした食感が特徴。

さまざまなバリエーションを楽しみたいのなら、「嘉祥菓子（かじょうがし）7ヶ盛」3,240円（税込）がおすすめ。7種類の嘉祥菓子を土器（かわらけ）に盛り合わせた商品です。江戸時代末期、御所にお納めしていたものをもとに作られています。こちらの予約は6月12日まで。受け渡し日の5日前までの注文が必須なのでご注意を。

「嘉祥蒸羊羹」
販売期間：2018年6月10日（日）～6月16日（土）
※一部取り扱いのない店舗もあります

「嘉祥菓子7ヶ盛」
予約承り期間：2018年6月1日（金）～6月12日（火）
受け渡し日：6月14日（木）・15日（金）・16 日（土）
店頭販売：6月16日（土）
販売店：〈関東・中部〉直営店（御殿場店を除く）、新宿伊勢丹、アトレ目黒1、玉川髙島屋S･C、横浜そごう
〈近畿〉直営店、京都髙島屋、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹