〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

薪焼うなぎ 銀座おのでら本店(東京・赤坂見附)

外観
外観   写真:お店から

2024年7月18日、東京メトロ赤坂見附駅・赤坂駅からそれぞれ徒歩約4分、目抜き通りの一ツ木通りに面したところに「薪焼うなぎ 銀座おのでら本店」がオープンしました。

「銀座おのでら」と言えば、“銀座から世界へ”をコンセプトに、寿司や天ぷらといった伝統の日本食の店を国内外に展開する外食ブランドです。中でも、系列店の「薪焼 銀座おのでら」は、2021年から4年連続ミシュラン一つ星を獲得。先日「薪焼 銀座おのでら」の寺田惠一料理長が監修した表参道のラーメン店「麺 銀座おのでら本店」のオープンも記憶に新しい中、今回は“本格的な国産うなぎ料理をより多くの人にリーズナブルな価格で楽しんでもらいたい”との思いから、新たなチャレンジとしてうなぎ店を監修しています。

薪で燻すことで上品な香りに 写真:お店から

国産薪で燻した国産うなぎを赤ワイン配合の門外不出のタレに絡める、唯一無二のうな重やうな丼。監修するのは、前出のミシュラン掲載店「薪焼 銀座おのでら」の料理長・寺田惠一氏です。

料理長・寺田氏 写真:お店から

寺田氏は「ミシュランガイド東京」発行以来三つ星を獲得し続ける「カンテサンス」にて修業後、28歳の若さで「ティルプス」のシェフに就任。当時、2カ月という史上最速での一つ星を獲得し、話題を呼びました。その後、和食や炭火焼きといった多彩なジャンルで腕を磨き、2019年に「薪焼 銀座おのでら」の料理長へ。フレンチと和、モダンとクラシック、ジャンルに囚われない独創的な薪焼き料理を提供しています。

「国産うな重 上」
「国産うな重 上」   写真:お店から

同店では、安心安全な無投薬うなぎの一貫生産を行う「山田水産株式会社」から仕入れた、高品質な九州産うなぎを使用しています。
そんな国産うな重は全3種。「国産うな重 上」3,300円のほか、並2,200円と特上4,400円があります。

ランチ限定の「国産うな玉丼」
ランチ限定の「国産うな玉丼」   写真:お店から

イチ押しはランチ限定の「国産うな玉丼」980円と、ディナー限定の「国産ミニうな丼」980円。どちらも、リーズナブルな価格設定がうれしすぎます。

「からすみ蕎麦」
「からすみ蕎麦」   写真:お店から

ディナー限定のおつまみメニューも充実。中でも、おすすめは薪火の薫香が香ばしい「薪薫る枝豆」350円、国産うなぎの肝をしょうがの利いたタレで煮詰めた「肝佃煮」450円、「鮨 銀座おのでら総本店」の統括総料理長・坂上暁史氏直伝の「本店仕込みからすみ」を贅沢にトッピングした「からすみ蕎麦」700円です。

お酒はビールやワイン、酎ハイ、日本酒各種を用意。一杯やりながら、ミニうな丼で〆るのもいいですね。

テーブル席
テーブル席   写真:お店から

店内は“うなぎの寝床”を彷彿とさせる奥行きのある造りになっています。障子から差し込むやわらかな光と落ち着いた木の内装が、メイン通りの喧騒を忘れさせる空間。座席は、カウンター8席とテーブル10席。目の前でうなぎを燻すライブ感あふれるカウンター席と、落ち着いた雰囲気でゆっくり食事を楽しめるテーブル席、どちらも魅力的です。
通りに面した焼き場からは、食欲をそそる上品な香りが漂ってきます。店の外からでも、薪火でうなぎを燻す様子が見られるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

食べログレビュアーのコメント

Leia_org
「国産うな重 特上」   出典:Leia_orgさん

『オーダーはQRコード、会計もセルフです。
 今回いただいたのは鰻重特上と肝吸い。薪の香りがほんのりしてなんとなく上品な感じ。タレの感じも甘辛のバランスが良くご飯がすすむ感じで、白飯を追加したいぐらいでした。実は目当ての「からすみ蕎麦」は夜のサイドメニューだったので、今度は夜に来て一杯やりながら食べたいです』(Leia_orgさん)

中目のやっこさん
肉厚!   出典:中目のやっこさんさん

『私は鰻重上3300円を頂きました。
上ですが女性で丁度良い量だと思います。

あまりタレがかかってないので、薄味好きの方には良いと思います。テーブルにタレが置いてあるので追いタレ出来ます。
うなぎはふっくらして厚みもあり美味しかったです』(どきどき⭐︎キャッツアイさん)

※価格はすべて税込

文:斎藤亜希